最近、以下の3冊の本を読みました。(1冊はまだ途中です。)
- Happier: Learn the Secrets to Daily Joy and Lasting Fulfillment (Tal Ben-Shahar 著)(以下「Happier」)
- Stumbling on Happiness (Daniel Gilbert 著)(以下「Stumbling」)
- Thinking, Fast and Slow (Daniel Kahneman 著)(まだ途中。以下「Fast and Slow」)
心に残ったことをいくつか備忘録としてまとめました。
- 幸せになるには今(の喜び・幸せ)を犠牲にしてはいけない(Happier)
- 人は絶対的な価値ではなく、ある時点からの変化で物事を評価する(Fast and Slow)
- した後悔より「しなかった後悔」の方が残り続ける(Fast and Slow)
- 将来の感情を予測することは非常に難しい(今の感情に左右されるから)(Stumbling)
- 将来の感情を予測するには先達(同様の経験をした人)の今が参考になる(Stumbling)
- 将来の予測は先ずは客観(統計)データに基づいて行うべき(Fast and Slow)
- 物事には人が思うほどの因果関係はない(Fast and Slow)
- 物事は人が思う以上に運や偶然に支配されている(Fast and Slow)
すぐに頷けるものもあれば、ピンとこないものもあるのではないでしょうか。
私は薄青でハイライトしたものはすぐに理解できたのですが、薄赤は本を読んで初めて知りました。
「人は絶対的な価値ではなく、ある時点からの変化で物事を評価する」については、いい例を体験したので紹介します。
先日、友人宅に行ったときのことです。
その友人は今、病気でリハビリ中の母親の面倒を見ながら生活しています。
そんな彼女がにこやかに言いました。
「リハビリ中の母親と暮らしているので、よく大変だねって言われるけど、倒れた直後と比べると(母親が)いろんなことができるようになってきていて、今の方が全然幸せ」
つまり、友人は母親が「倒れる前」ではなく「倒れた時」と比べて今は幸せだと言ったのです。
「幸せは相対的」とはよく言いますが、そういうことだと思います。
Fast and Slow では、資産が「1億円から5億円になった人」と「9億円から5億円になった人」を比較し、今はどちらも5億円持っているのに、多くの場合、前者は幸せ、後者は不幸だと感じるだろうと言っています。
人は「絶対的な価値」ではなく、どこかの時点との比較で幸せ度を測ってしまう。
逆に言うと、幸せを何かとの比較で判断している限り、永遠に幸せにはなれないように思いました。
また、絶対的な価値で物事(例:幸せ)を測るということは「感謝の心」に通じるようにも思います。(持っていないものではなく、持っているものに目を向けるということだと思います。)
お母様がリハビリで少しずつ回復していることに感謝できる彼女を心から尊敬しています。
私も今の自分について「絶対的な価値」という観点から考えてみました。
- 私は健康だ
- 仕事がある
- 仕事でやりたいこともある
- 両親は元気だ(疎遠だが)
- 遊びに行ける友人がいる
- やりたいこと(ボランティア活動など)がある
- 近々行きたいイベントがある
私はこんなにたくさん素敵なものに囲まれていることを認識することができました。
そして少々強引かもしれませんが、ここから考えがさらに広がっていきました。
元夫の「絶対的な価値」
元夫と未だ定期的に食事していることはこれまでも書いてきました。
そして、それがいいことかどうか悩んでいることについても書いてきました。
離婚やミッドライフクライシスに関する多くの本には、離婚後は元配偶者と縁を切った方がいいと書かれています。
つまり以下のような相反する見方が成立すると思います。
- 元夫には「友人(になりうる)」という絶対的な価値がある
- 先達(多くの本には)は「元配偶者とは会わないほうがよい」と説いている
言い換えるとこうなります。
- 元夫を友人と考えることができれば、結婚時からの変化ではなく「絶対値(友人)」として私の幸福に寄与する
- 一方、同様の経験をした先輩方の意見に基づくと、縁を切った方が私の幸せに寄与する
さらに推し進めると、元夫が私の友人になるには、私が完全に元夫を許すことが必要だと思いました。(元夫が私のことをどう思っているかは分からないので、ここでは触れません。)
でも、私はまだ元夫を完全には許せていない(と思います)。
完全に許せるかどうかも分かりません。
許せないのであれば、もう会わないほうがいいということになるのでしょう。
数か月後、元夫は東京からいなくなります。
そのとき、私が何を思うのか(思わないのか)は分かりません。
ただ、Stumbling on Happiness には「将来、自分が何をどう思うかについて今考えること、思うことはほぼ間違い」とあります。
だから、考えることはやめようと思いました。
でもやっぱり気になります。。。
一年後、いや半年後、私はどうなっているのでしょう?
形はどうあれ、笑って過ごしていたいと思っています。
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