2024/12/28

配偶者のための情報 はじめに - 旦那さんがミッドライフクライシスになってしまった人へ

こんにちは。

今、あなたがこれをお読みになっているということは、旦那さんの言動が突然変わってしまい、何が何だかわけが分からずネットを検索しているうちに、このブログを見つけた方だと思います。

私も同じでした。

ある日を境に夫(正確には元夫)の言動が豹変し、何が何だか訳が分からず、夢中で情報を検索しているうちに、やっと、夫がミッドライフクライシスになってしまったということを知ったのです。

ただ、その情報は日本のサイトではなく、欧米のネットで見つかりました。

元夫が発した言葉(一人になりたい、自由になりたい、全ての責任から逃れたい、など)を英語で検索したら、一発で「midlife crisis」に関するサイトがヒットしたのです。

それから、膨大な量のサイト、何冊もの本を読みました。

欧米では、midlife crisis という言葉、概念はよく知られており、多くの精神科医や精神分析医、カウンセラーの方が記事を書いています。

また、専門家でない人もブログを書いたり、配偶者がミッドライフクライシスになった人のコミュニティーもできていたりして、悩みを相談することができます。

でも日本にはありません。(あるかもしれませんが、私は見つけることができませんでした。)

確かに日本にも「ミッドライフクライシス」、あるいはその日本語訳である「中年の危機」といった言葉、概念があります。

最近では、芸能人の小泉今日子さんが「ミッドライフクライシス」に取り組む活動をされているということでNHKで取り上げられたこともありました。

が、そこで描かれている「ミッドライフクライシス」は欧米の本やサイトに書かれている midlife crisis とは全く違うような気がしました。

どう違うかについてはこちらの記事をお読みいただきたいのですが、一言で言うと、日本のミッドライフクライシスは欧米に比べて非常にマイルドです。

全く危機(クライシス)ではない。

そのため、日本で、旦那さんが本物のミッドライフクライシスになって悩んでいる妻にとって、日本版ミッドライフクライシスに関する情報は、ほぼ全く役に立たないと思っています。

私がこのブログで書いているのは、日本版ミッドライフクライシスではなく、本当のミッドライフクライシスになってしまった男性の配偶者(妻)が、どう対応していけばいいのか、ということについてです。

欧米の本やサイトから得た情報に、私が実際に経験したことを加味し、何をどのように受け止め、どのように対応すれば、被害(心の傷を含みます。)を最小限に食い止めることができるかについて、できるだけ客観的に書くようにしました。

また、私の場合は離婚に至りましたので、その際の手続き等で、知っておいた方がいいと思われることについても書きました。

このブログには「配偶者のための情報」というラベルがありますので、そのラベルが付いた記事を読めば、そういった情報(ミッドライフクライシスに関する情報、離婚に関する情報)を知ることができます。

その他の記事もミッドライフクライシスに関するものですが、私の個人的な体験を書いたものです。

お役に立てば幸いです。

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