2025/12/03

配偶者のための情報 自分を甘やかす

「自分を甘やかす」というと、変に聞こえるかもしれません。

ミッドライフクライシス本で初めて「自分を甘やかす(Pamper yourself)」という項を見たとき、私もあれっと思いました。

頑張ってる「自分へのご褒美」というと分かりやすいかもしれません。

要は「自分を大事にする」ということです。

でも「自分を甘やかす」ことは「自分を大事にする」ことより、積極性、具体的な行動を求められるような気がします。

より意識的にならないといけない気がするのです。

なぜなら、自分(と子供を)守るために心身の健康を保つことは必要不可欠だから。

もっというと心身が健康でないと、自分が満たされていないと子供にも他の人にも優しくできないからです。

そのためには「自分を甘やかして」リラックスすることが、夫がミッドライフクライシスになったときほど求められることはないのではないでしょうか。

「自分を甘やかす」方法をいくつか挙げてみました。贅沢である必要はありません。

  • スイーツを食べる
  • 香水を付ける
  • マニキュア(ペティキュア)を塗る
  • 映画を観る
  • お気に入りの場所でランチする
  • ちょっとしたアクセサリーを買う
  • 美術館に行く
  • 洋服を買う

思い付いたものを挙げただけなので、他にもたくさんあると思います。

お金がかかるものは難しいかもしれませんが、コンビニでプチ贅沢スイーツを買ってお茶するだけでもリラックスできると思います。

他には、週末のお昼寝というのもあるかもしれません。

妻、母、そして一家の主婦が、週末のお昼に転寝するなんてなかなかできないことです。

これまでできなかったことを試すのも、自分を甘やかすことになると思います。

上にも書きましたが、自分を甘やかすことが大切・必要なのは、第一は心身の健康を保つこと、自分を満たすため。

そして第二は、自分がコントロールできることに注目し、現在と将来の自分に責任を持つためです。

なぜ、自分を甘やかすことが、心身の健康を保ち、現在と将来の自分に責任を持つことを可能にしてくれるかと言うと「しばしの間、浮世を忘れさせてくれる」からです。

現実逃避です。

現実逃避は悪いことのように言われることが多いですが、夫がミッドライフクライシスになった場合は別です。

夫がミッドライフクライシスに陥ると、妻は緊張の日々を強いられます。

夫の言動への対応、自分自身(とお子さん)の生活の確保など、するべきことはたくさんあり、そのほとんどは未経験のことです。

そして、そういう異常な事態が長期間続きます。(男性の場合は3~10年。)

異常な緊張状態が、異常に長い期間続くのです。

何もしないとあなたのメンタルがやられます。

カウンセリングにかかる必要も出てくるかもしれません。

ですから、その緊張を和らげるために、自分でできること。

それが「自分を甘やかす」ことなのです。

だから、現実逃避しましょう。

現実逃避しないと、続かないのです。

そしてもう一つ。

自分を甘やかすことによって、ほんの少しかもしれませんが、癒し、そして自信を得られます。

自信を取り戻す」でも書きましたが、夫がミッドライフクライシスになると、妻は深く傷付きます。

ミッドライフクライシスの実態(ある日突然始まること等)は、日本ではほぼ知られていません。

ですから、ミッドライフクライシスになってしまった夫のことを誰かに相談したくても、共感してくれる相手を見つけることは難しいでしょう。

そんなとき、能動的に自分を甘やかし、いたわる行為は、単に癒しになるだけでなく、自己肯定感のアップ、自信にもつながります。

他人から受ける癒しもありがたいですが、自ら作る癒しに癒されることにはまた別の嬉しさがあり、それが自分への信頼、自信へとつながるのです。

長丁場である夫のミッドライフクライシスに、前向きな気持ちで臨むための態勢を心身両面から整える助けとなってくれるでしょう。

まとめ

夫がミッドライフクライシスになった妻が自分を甘やかすことには、以下の意味、効用があります。

  • 心身の健康を保つために必要なことである
  • 少しの間だが、現実を忘れて緊張を和らげることができる
  • 受けた心の傷を、少しだけだが癒すことができる
  • 自分で作る癒し効果は自信につながる
  • 上記の効果により、前向きな気持ちになれる

疲れ果ててしまう前に、少しずつだけど、定期的に甘やかすように心がけるといいと思います。

私は日曜の午後、30分ぐらいですが転寝します。

心身ともにすっきりし、月曜日に向けて頑張ろうという気持ちになれます。

ミッドライフクライシス本には、時間を決めてアラームをセットし、その間だけベッドの中で泣いたり、ごろごろするけど、アラームが鳴ったら、ベッドから出るようにしている女性も紹介されていました。

甘やかす方法も人それぞれです。

初稿 2024年7月10日

改訂 2025年12月3日

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