2026/07/17

苦しみ甲斐のある関わり方

事実関係は行動だ」を書き終えて、エーリッヒ・フロムの The Art of Loving を読んでいたところ、元夫から連絡がありました。

簡単な質問、そしてあるイベントへの誘いでした。

前回会ったとき、それが最後になるような気がしていたので、あっけらかんと電話してくる元夫に少々拍子抜けしました。

そしてその翌日、今度は、母親が急に訪ねてきました。

水ようかんを持ってきてくれたのです。

でもそのとき、私は元夫と会ったことを話しませんでした。

私はまだ元夫と会っていることを両親に話していません。

なぜか。

叱られるから。

非難されるから。

親子関係が悪化するから。

こんなところでしょうか。いずれにせよ、私がこのブログで書いているような気持ちを父や母が分かってくれるとは到底思えません。

きっと批判、非難してくるので、それを避けたいという思いがあります。

分かってもらおうと努力(喧嘩)するエネルギーがもったいないという思いもあります。

(両親に限らず)他人に理解してもらうことではなく、自分の今後のためにエネルギーを使いたいという思いもあります。

あるいは高齢の親にもう心配をかけたくないという思いもあります。

親に対するそういう気持ちを、元夫には全て話しています。

そういう意味では、結婚していたときも、今も、私が一番心の内を明かしているのは元夫と言えるかもしれません。

でも、元夫に言っていないこともあります。

それは、最近ある講座に参加し始めたことです。

定年後の仕事や生きがいに関係するかもしれないこと、関係してくれればいいなと願っている講座です。

でも正直、自分の気持ちもまだふわふわで、先ずは行動と思って申し込み、通ってはいるものの、続くかどうかの自信はありません。

もちろん、親にも話していません。

元夫に話さないのはなぜなのか。

元夫は私がその講座に通うことを理解してくれると思います。

きっと応援もしてくれることでしょう。

でもなぜか言いたくない。

それはきっと、その講座に通うことは私の今後の人生であり、だから私ひとりで育てていきたいという気持ちからだと思います。

少し前に「父親からの自立」について書きました。

そして、今、私は、母からも、元夫からも自立しようとしているのかもしれません。

大事な決断について話さないということはそういうことかもしれません。

既に自立されている人からしたら当たり前のことでしょう。

何を今さらそんな幼稚なことを言ってるんだとお思いかもしれません。

でも、物事を一人で考え、決めることは結構大変だということに最近気づきました。

  • 休日の過ごし方
  • 旅行の目的地
  • 仕事
  • 住む場所
  • 住む家

私の場合、ざっと挙げただけでも、今、これだけのことを全て一人で決めなければなりません。

よく言えば自由。

子供もいませんし。

でも、孤独(になってしまいがち)とも言えます。

最近立て続けに熱を出したのですが、そんなことをいろいろ考えているのが原因かもしれません。

仕事しながら、料理しながら、筋トレしながら、ヨガしながら、ウォーキングしながら、いつも頭の片隅で「私の将来」について考えています。

テレビも付けず、音楽も聴かず、何もせず、天井を見ながら、私はどう生きていきたいのか考えています。

自分と向き合っています。

楽しくのんびり生きたいのか。

私の場合、楽しくのんびりだけでは、少し物足りないような気がしました。

多少苦しくてもいいから、苦しむ価値のある何かを見つけたいと思いました。

でも、そんな「苦しみ甲斐のあるもの」を見つけるにはどうしたらいいのか。

まだ具体的な形は見えません。

でも一つ気付いたことがありました。

「苦しみ甲斐のあるもの」は、今、既にやっていることの中にあるような気がするのです。

つまり、苦しみ甲斐のある何かを見つけるのではなく、苦しみ甲斐のある関わり方を見つける必要があるのではないかと思い始めました。

The Art of Loving を読んで、「愛することの本質は、愛し方である」ということを学びました。

新しいことを始めるというより、今いる人たち、あるものとの関わり方を変えるときが来たのではないかと思い始めています。

より真っ直ぐ、より直截に、より自由に、より深く、より広く。

物理的なことを言っているのではありません。

(私の)心の持ちようを言っています。

結局、今の自分はこれまでの自分の延長線でしかない。

逆に言うと、これからの自分は今の自分が作っている。

ごまかしは利かないのです。

亡き祖母がよくそんなことを言っていたような記憶があります。

会って話したいです。

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