元夫がミッドライフクライシスになって以来、数多くの本に支えられてきましたが、また1冊ご紹介したいと思います。
Let Go of Your Ex: Even if you still love them (Lucio De Vilars 著) です。
「まだ愛していても、別れた相手を手放しましょう」というような意味のタイトルです。
この本を買ったのには理由があります。
最近ずっと煮詰まっていたのです。
離婚から2年以上たち、それなりに整理でき、元夫との関係は月一で食事するまでに改善した。
でもなぜか前に進めない。これからの自分を描けない。
そんなときにこの本と出会いました。
「別れや離婚の後、どう前に進むか」についてはたくさんの本やサイトで解説されています。
この本を選んだ理由は、私の考えていたことを一歩前に進めてくれたり、確かなものにしてくれたりしたからです。
順に書いていきます。
1. 事実を理解しないと始まらない
先ず一つ目は「前に進もうという掛け声だけでは進めない。事実を理解しないと始まらない」です。
当たり前のことですし、自分でも事実関係については既に理解していると思っていたのですが、著者によると「事実関係=行動」だとのこと。
そこで、元夫の言葉や私の解釈は全て除き、元夫の行動だけリストアップしてみました。
そのリストはここには記載しませんが(身も蓋もないリストになってしまったので)、元夫について理解が深まったような気がしました。
そして、私自身についても以下のように理解が深まりました。
- 私は元夫が変わることを待っていた。
- 何らかの説明をしてくれることを待っていた。
- 今、元夫(の言葉)を信頼できるかと聞かれても「はい」とは即答できない。
2. Contact is not commitment.
著者の言葉です。
刺さりました。
Contact is not commitment.(「連絡してくること」と「コミットメント」は違う。)
つまり、元夫が月一連絡してくるからといって、責任のある付き合いを望んでいるわけではないのです。
普通、コミットメントというと結婚を意味しますが、私が言いたいのはそういうことではありません。
きっと元夫にはまだ彼女がいない。
だから、私を女友達(あるいは知り合い)としてキープしておきたいのだと思います。
でも、それは人としての敬意に基づく人間関係なのか。
「キープされる」ような関係を受け入れてしまっていいのだろうか。
厳しいですが、これが事実関係を整理した後の実感です。
3.結婚前には戻れない
離婚以後ずっと思っていたことなのですが、確認することができました。
離婚後、私の親兄弟は、私が「結婚前の私」に戻ると思っていたようです。
でも、そんなことあるはずないんです。
人は変わる。
そして、人生、後戻りはできない。
前に進むしかないんです。
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結局、私が前に進めなくなっていたのは、私がどうしたいかが未だに分かっていないから。
そして、それを自分一人で考え、決めなくてはならないからだということに気付きました。
自分で考え、自分で決めるなんて当たり前のことのようです。
でも、これまで本当に自分で考え、決めてきたのか。
そう思っていただけではないのか。
実は他人が決めたことに乗っかっていただけではないのか、と思い始めました。
また、これほど(何もかも)自分で決める(決めなくては何も始まらない)ことは生まれて初めてで、(自分への)責任の重さにも戸惑っています。
今まで、いかに親や元夫に甘えてきたかも身に沁みました。
でも、一つだけ決まっていることがあります。
「愛に満ちた人生を送りたい」ということです。
愛を出し惜しみしないということです。
でも、そうなると、「愛って何?」、「人を愛する、自分を愛するってどういうことなんだろう?」という疑問が湧いてきました。
愛に満ちた人生を送りたいなら、「愛とは何か」を知らなくちゃいけません。
人を愛し、また自分も愛せるように、「人や自分の愛し方」も知らないといけません。
というわけで、せっかく一冊読み終わったのに、疑問が疑問を呼ぶことになってしまいました。
そして、愛に関する根本的な問題を追究するために、とうとう、エーリッヒ・フロムの名著である「The Art of Loving 」を読み始めました。
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