数週間ぶりに元夫と食事しました。
記録するために、話したことや感じたことを書こうと思ったのですが、手が止まってしまいました。
最近、元夫と会っても、以前ほど心が大きく揺らぐことが少なくなってきたからです。
以前のように、電話が来るかどうか待つこともほぼなくなりました。
会った後にいろいろ考えてしまうことも少なくなりました。
今、思っているのは、元夫が私の人生に関わろうが関わるまいが、私は自分の人生を自分で切り開いていかなければならないということだけです。
今まで、元夫に依存し(過ぎて)ていたのかもしれないと思うようにもなりました。
あるいは、諦めがついてきた、諦める心の準備が整ってきたということかもしれません。
私が何をしようと何を言おうと、元夫は変わらないということを、自分に言い聞かせ続け、それが徐々に私の中に浸透してきたとも言えるかもしれません。
要は「元夫がいてもいなくても日々を楽しめるか、生き生きと過ごせるかということだけを考えよう」と思えるようになりました。
実は、結婚指輪を売った直後、少し不安になりました。
結婚指輪を売ってしまったことが不安を呼び起こすのではないか、心身に不調をもたらすのではないかと、少し心配になりました。
でも大丈夫でした。数日したら、指輪を売ったことなど忘れていました。
今回、元夫と会って思ったのは、「元夫、そしてもしかしたら多くのサラリーマンの男性にとって、定年は大きな不安を呼び起こす」ということです。
勤務先企業が、良くも悪くも彼らにとって拠り所になっている。
彼らのアイデンティティであり、いろいろな判断基準の拠り所となっているような気がしました。
最近は女性もサラリーウーマンだったりするので、同じかもしれません。(私もそうかもしれません。)
でも、いずれにせよ、元夫と会っても、前ほど大騒ぎしなくなったのは(大騒ぎしてたのは私だけかもしれませんが)大きな変化だと思います。
おそらくこういう状態が、元夫が田舎に移住するまで続くのだと思います。
そして、元夫が移住するときには、その後の彼との関係をどうしたいのか(たまに連絡するぐらいの付き合いを続けたいのかなど)が、私の心の中で自然に決まっていたらいいなと思っています。
以下は私自身のための記録(聞いたこと、思ったこと)です。
- 私と会うとブレインストーミングできる、刺激になる。(でもそうやってほめることで私と距離を置こうとしているようにも感じました。)
- 仕事が見つからなかったら、土地を買って畑(自給自足の生活)をすることも考えている。(言うほど簡単ではないと思いました。元夫もそれは理解しているようでした。)
- トランプ政権はひどくて、世の中不安だ。(そんなこと言ったって何も変えられない。社会に不満、不安があるならボランティア活動などすればいいのに、と思いました。)
- 退職が間近になってきたので、人事といろいろ話すことが増えた。(退職金の受け取り方について聞かれたので、知らないと答えました。)
- 同僚に変な人がいて怒鳴った。(怒鳴る理由はあったようですが、怒鳴らないやり方もあったのでは、と思いました。)
- 移住先に頼りになりそうな人がいて、その人を通して人脈を築きたい。(元夫らしいやり方だな、と思いました。)
- 人は信頼が一番大切だ。(同感です。でも私の元夫への信頼がかなり失われていることに、元夫は気づいていないようでした。)
- 仕事が見つからなくても先ずは移住する。(フーンと思いました。)
- その他思ったこと
- 居酒屋の女性店員さんへの口調が乱暴。男性店員さんには「です・ます」なのに若い女性店員さんにはそうではない。
- 弁当をやめて、自炊を頑張っているのは良いと思いました。
- 職場で怒鳴ったことを話してくれたときの口調がとても嫌でした。もしああいう風に怒鳴る人が私の職場にいたら、どんなにその人が良い人でも私は一緒に働きたくないと思いました。
- 私の家計について聞いてきました。プライバシーに踏み込み過ぎたと思ったようで途中でやめましたが、少し、不快でした。
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