2026/06/28

夢の立て直し

ミッドライフ(中年期)の離婚にはいろいろな痛手があります。

分かりやすいのは経済的な痛手です。

離婚すると多くの場合、財産分与で財産が二分されるため、使えると思っていた財産の額は単純に半分になります。

年金も自分の分だけ、あるいは分割された年金だけになります。(年金分割の手続きについてはこちらの記事をご覧ください。)

ただ、実はそれと同じくらい深刻なのが「夢の喪失」です。

二人で育ててきた夢、例えば定年後に住む場所、住む家、やろうと思っていたことなどが全て潰えます。

私もそうでした。

結婚生活が長ければ長かったほど、二人で一緒に築いてきた夢は具体的なはず。

それが全て消えてしまうのですから結構悲惨です。

(お金には換算できませんが、二人で共に育んできた時間と労力を考えると、お金には代えられない価値があるものです。)

離婚直後はその喪失をそれほど意識しませんでした。

いや、悲しいとは思いました。孤独を感じました。

でもこんなに長い間引きずるとは思っていませんでした。

他のことは1~2年もすればそれなりに方向性が見えてくるのに、夢の喪失感はなかなか癒されない。

今も日々、ボディーブローのように響いてきます。

夢があるとないでは、普段の生活が全然違うんです。

生活の張りがなくなってしまう。

今それで苦しんでいます。

もちろん、ああしよう、こうしようと考えてはいます。

でも結論は出ません。

当たり前です。

○十年かけて考えてきたことを1~2年で作り直すなんて不可能です。

時間がかかるものだと腹をくくりました。

そこで自分のために整理してみました。以下のようなことを考えています。

  • 定年後、私は東京を離れるのか。
  • 家は戸建てか。マンションか。
  • 今と同じ活動(ボランティア活動など)を続け(られ)るのか。
  • 続けられない場合、何をするのか。
  • 定年後も何らかの形で働き続けるのか。(年金だけでは足りない。)

離婚前は、二人の年金があれば贅沢さえしなければ、つましく暮らしていけると思っていたので、定年後の仕事については真剣に考えていませんでした。

住む場所も、住む家も、元夫が決めたところに付いていくつもりでした。

でもそれらが全部吹っ飛びました。

人生本当に何が起きるか分かりません。

今、全壊した夢を一人でコツコツ建て直しています。

元夫は今年中に東京を離れます。

今度また食事する機会があったら、嫌味を言わないようにしないといけません。

(言っちゃいそうです。)

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