ミッドライフ(中年期)の離婚にはいろいろな痛手があります。
分かりやすいのは経済的な痛手です。
離婚すると多くの場合、財産分与で財産が二分されるため、使えると思っていた財産の額は単純に半分になります。
年金も自分の分だけ、あるいは分割された年金だけになります。(年金分割の手続きについてはこちらの記事をご覧ください。)
ただ、実はそれと同じくらい深刻なのが「夢の喪失」です。
二人で育ててきた夢、例えば定年後に住む場所、住む家、やろうと思っていたことなどが全て潰えます。
私もそうでした。
結婚生活が長ければ長かったほど、二人で一緒に築いてきた夢は具体的なはず。
それが全て消えてしまうのですから結構悲惨です。
(お金には換算できませんが、二人で共に育んできた時間と労力を考えると、お金には代えられない価値があるものです。)
離婚直後はその喪失をそれほど意識しませんでした。
いや、悲しいとは思いました。孤独を感じました。
でもこんなに長い間引きずるとは思っていませんでした。
他のことは1~2年もすればそれなりに方向性が見えてくるのに、夢の喪失感はなかなか癒されない。
今も日々、ボディーブローのように響いてきます。
夢があるとないでは、普段の生活が全然違うんです。
生活の張りがなくなってしまう。
今それで苦しんでいます。
もちろん、ああしよう、こうしようと考えてはいます。
でも結論は出ません。
当たり前です。
○十年かけて考えてきたことを1~2年で作り直すなんて不可能です。
時間がかかるものだと腹をくくりました。
そこで自分のために整理してみました。以下のようなことを考えています。
- 定年後、私は東京を離れるのか。
- 家は戸建てか。マンションか。
- 今と同じ活動(ボランティア活動など)を続け(られ)るのか。
- 続けられない場合、何をするのか。
- 定年後も何らかの形で働き続けるのか。(年金だけでは足りない。)
離婚前は、二人の年金があれば贅沢さえしなければ、つましく暮らしていけると思っていたので、定年後の仕事については真剣に考えていませんでした。
住む場所も、住む家も、元夫が決めたところに付いていくつもりでした。
でもそれらが全部吹っ飛びました。
人生本当に何が起きるか分かりません。
今、全壊した夢を一人でコツコツ建て直しています。
元夫は今年中に東京を離れます。
今度また食事する機会があったら、嫌味を言わないようにしないといけません。
(言っちゃいそうです。)
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