最近、ボランティア活動などでミッドライフ(中年)の人たちとのお付き合いが増えています。
私も中年ですから当たり前です。
ただ私の勤め先は比較的若い人が多く、若い人たちとのお付き合いも少なくありません。
そこで一つ気付いたことがありました。
中年の人って自分を愛することが下手なのかもしれません。
いや、「中年になると若い頃より自分を愛することが必要になるのに、自分を愛する術を知らない人が多い」と言ったほうが正確かもしれません。
なぜ中年になると若い頃より自分を愛することが必要になるのか?
それは愛してくれる人が減るからです。
もし親御さんがまだ健在で十分な愛を注いでくれたとしても今はもう高齢者。
こちらがもらう以上の愛をあげる側になってしまっているように思います。
お子さんがいらっしゃる方は、お子さんが小さい頃は「パパ、ママ」と甘えてくれたかもしれません。
甘えも愛情表現の一つです。
でももうお子さんも大きくなって、そういうことももう少ないのでは。
また、配偶者やパートナーも愛するよりも愛されたいと思っているかもしれません。(年齢差の大きい夫婦は別にして。)
なぜ、こんなことを急に書くかというと、愛が不足していると思われる中年男性を最近立て続けに見たように思うからです。
愛が不足している人って、周囲から愛(や承認)を求めませんか。
そして愛をもらえないと周囲に当たるように思うのですが、いかがでしょう。
ある男性が、相手から愛情ある対応(承認)を得られず当たっている(愚痴る、暴言を吐く)のを見かけました。
別の男性はおそらく奥さんにあまり相手にされていないのか、なぜか私に当たってきました。
奥さんへの不満を本人ではなく手近な別の女性にぶつける方が少なからずいらっしゃるような気がします。(もちろんその逆もあるように思います。)
当たるというのは具体的には、上から目線、暴言、無理やり従わせようとするといった行為です。
モラハラも結局、配偶者やパートナーから愛をもらえないので、無理やり言うことを聞かせようとすることが原因のような気がします。(男性だけではなく、女性によるモラハラもあります。)
ここまで書いてきて、自分にもそういう面があるように思い、反省しています。
でもそうなってしまう気持ちも分かる気がします。
みんな愛してほしい、認めてほしいんだと思います。
でも年を取ると他人からもらう愛は減る。
そして愛は買えない。(だからお金持ちでも不幸(そう)な人がいるのでしょう。)
だから「自分で自分を愛する、大事にする」しかないと思うのですがこれがなかなか難しい。
私もセルフケアや自分を大事にする方法、自分とつながる方法を会得しようと頑張っていますが、最初の頃は全くできませんでした。
今もできるとは言いませんが、少しだけましになってきたような気がします。
最初の頃は、当たる相手もおらず仕方なくじっとしてました。
日々の生活(仕事など)は続くので先ずはそれをこなすことに専念し、ひとりになったらひたすらじっとしてました。
そういう状態を解決するために特別に何かをしようとも思いませんでした。
別に達観していたわけではありません。どうしていいか分からなかったし、何かしたら解決できるとも思えなかった。
「誰かに分かってもらいたい、抱きしめてもらいたい、慰めてもらいたい」と思いながら、息をひそめてました。
そういう日が続きました。
我慢とは違うように思います。寂しさや辛さと共に生きるということかもしれません。
あきらめ、諦念とも言えるかもしれません。
そういう中で、どうすれば自分を労わることができるか、愛せるかを考えました。
そしていろいろ試しました。
最初にやったのは、一緒にいて気持ちがネガティブになる、気持ちがささくれ立つ人と距離を置くことでした。
そして孤独を感じたときには自分とつながるようにしました。(自分とつながることの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。)
自分を褒める、労うようにしました。
ときどき「あなたはよく頑張っている」と声に出して言うようにしました。
週末にワインを買い、好きなおつまみを自分のために作って、撮りためておいたドラマを見て、ゆっくり過ごすようにしました。
時間はかかりましたが(そしてまだ現在進行形ですが)、次第に自分で自分に温かい気持ちを注げるようになりました。
落ち着いた気持ちで自分と共に過ごせるようになりました。
傷付いてぼろぼろのかっこ悪い自分を見つめ、受け入れることができるようになりました。
周囲の人の気持ちにも前より敏感になり、より細やかに寄り添えるようになったように思います。
私はこのようにセルフケアしていますが、一人で(海外)旅行に行ったり、スパやエステに行くことでセルフケアし、自分に愛情を注ぐ方もいらっしゃるようです。
でも、自分から自分への愛では足りず、他人からの愛や承認をあくまで必要とする人もいるかもしれません。
サラリーマンをずっとやってきた人は、長い間他人との比較(競争)や他人からの評価の中で生きてきているので、自分で自分を愛し、それだけで満足することは難しいかもしれません。
最近見かけた「愛が不足している」人たちはみなそういう人たちのような気がします。
時々、元夫にもそういう面を感じるときがあります。
若い女性への言葉遣いがちょっと変だなと思うときがあるからです。
もしかしたら若い女性から尊敬されたいのかもしれません。
また、別のある男性は「自分は海外暮らしが長いからもう外国人になってしまっていて、日本人の欠点がよく分かる」と言い、日本人しかいないところで英語で話していました。
一緒にいて上から目線が苦痛でしたし、話していること(上のような発言)の意味がよく分かりませんでした。
こういう人たちを見ていると、自分を愛し、自分で自分を認めることは本当に難しいのだと思います。
私もまだ途上ではありますが、とりあえずは、自分の寂しさを満たすために人に頼る、人に当たることはほぼなくなったような気がしています。(また、そうならないように気を付けています。)
結婚していたときは、寂しくなったら元夫に頼っていました。
元夫はそれが嫌だったのかもしれませんね。
最近、共に楽しい時間を過ごせるパートナーがいたらいいなと思います。
でも愛が不足している男性を見ていると、ひとりの方がいいような気もします。
ただいずれにしても、自分を愛し、大事にしないと、相手に注ぐ愛情なんてありません。
愛情を自家発電する方法を模索する今日のこの頃です。
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