離婚後も定期的に元夫と食事しています。
最初は「もう会わない方がいいのでは」と随分悩みましたが、だんだん慣れて今に至っています。
ただ最近また悩み始めました。
もうじき元夫が東京を離れるからです。
これまで元夫が東京を離れること、そしてそのために一緒に食事できなくなることをつらく、悲しいことだと思っていました。
でもそうではないのかもしれません。
なぜなら、多くの本やサイトによると原則「(離婚後)元夫のことは忘れるべき」だからです。
今は連絡が来たら外で食事しています。
自分から連絡しないのは、やはりどこかで元夫とは距離を置いた方がいいと思っているからだと思います。
でもやはり連絡が来ると嬉しい。だから会ってしまいます。
でも元夫が東京からいなくなれば、もう会うことはなくなるでしょう。
そしてそれは私にとって喜ばしいことなのかもしれない。物理的に離れることで元夫のことを自然に忘れられるかもしれないと思い始めたのです。
葛藤もあります。
元夫と「友人」になるか、なれるかについてです。
私が読んだ本やサイトの99%には「元夫とはもう一切会わない方がいい、特に子供がいない場合は会う理由がない」とあります。
もちろん、テニスプレーヤーの伊達公子さんのように、離婚後、元旦那さんと素敵な友人関係を築いておられるカップルもいらっしゃいます。
ただ私の場合、元夫の再婚相手や新しい彼女と仲良く食事している自分は想像できません。
つまり、私と元夫は友人にはなれないのだと思います。
友人なら相手の幸せを喜べるはずなので。
ただ「元配偶者と友人になるべきか」という問題について、友人となることを推奨する面白い理由を2つ見つけました。
孤独感の低減
一つ目は「孤独感の低減」です。
結婚すると友人が減ることは知られています。
結婚生活が長ければ長いほどそうでしょう。
そういう状態で離婚すると、孤独感による健康上のリスクが増大してしまう。
つまり「孤独感低減」という健康上の観点からは、離婚後に元夫婦が友人となることにメリットがあるという意見です。
なるほどと思いました。
多くの本やサイトでは「離婚後は新しい人間関係を作る」ことが推奨されています。
私も実践し、確かに寂しさが減ることを実感しています。
でも、友人関係構築には時間がかかります。
「孤独感の低減」というのはあまり積極的な理由ではないかもしれませんが、寂しくて病気になってしまうよりは元夫と友人としての関係をキープする方がいいのかもしれません。
良い関係なら継続する価値がある
もう一つの意見は「別れた後にゼロになってしまうような関係はもともと大した関係ではない。良い関係だったのなら、別れた後も何らかの関係を継続する価値がある」というものです。
理想論としてはそうなのかもしれません。
特に長い結婚生活の後に離婚した場合、その結婚生活に何の意味もなかったと思うのは非常につらいことです。
私も離婚直後は悩みました。
「数十年の結婚生活は一体何だったのだろう」と考えました。
正直その答えは今もまだ出ていません。
元夫との結婚を決めたのは「価値観が似ている(と私は思った)」からでした。
話していてとても楽しかったのです。
それは今も変わりません。
私が未だに元夫と食事する理由はそのせいだと思います。
それで「孤独感を低減」しているのかもしれません。
でもそれは私が思っていることであり、元夫が私との会話を楽しめているかは分かりません。
ここでふと思いました。
元夫はなぜ未だに私に連絡してくるのでしょう?
おそらく「孤独感の低減」でしょう。
元夫が新しい人間関係を構築するのは来年以降、移住してからです。
だから、今は寂しいのだと思います。
だから私と食事することで孤独感を低減している。
ということは来年以降、新しい人間関係に囲まれた元夫はもう古い人間関係(私)を必要としなくなるはずです。
やはり、今から心の準備を進めておこう。
本当に一人になる覚悟を決めておこう。
そう思い始めました。
私にとって、短期的にはつらくても長期的にはよいことのはずです。
先日どうしても元夫に会わなければならない事態が発生しました。
離婚して大分経ち、手続き的なことは全て終わったと思っていたのですが、まだ残っていたのです。
そのときいろいろ話をしている中で初めて私は「あなたが再婚したら」というフレーズを口にしました。
自然な形で口にすることができたと思います。
離婚からこれまで、食事を共にすることで「夫➡元夫」というところまで移行しました。
その間、ゆっくりと気持ちを整理することができました。
それはそれで必要なプロセスだったと思っています。
でもこれからは「元夫➡(あかの)他人」にまで移行しなければなりません。
それにはやはり物理的な距離が一番なんだと思います。一時的にはどんなにつらくても。
後何度食事を共にできるのかは分かりません。
食事は食事として楽しみつつ、「(元夫のいない)私の新しい人生」を構築していかなければならないと覚悟し始めています。
「(離婚後の)喪失への対応」は今年でそろそろ終わりにし、来年からは「新しい人生」のフェーズに進もう。進まなければならない。
そう思い始めています。
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