ここのところずっと思っていることがあります。
ひとり暮らしってそれほど悪くない。
離婚で失ったものは大きかったけど、得たものもある、ということです。
(だからといって、元夫の言ったこと、やったことを認めたわけではありませんが。)
ただ、ひとり暮らしには結婚生活にはない「自由」があるということを知りました。
不思議です。
元夫は「自由になりたい」と言って出ていきました。
彼は自由になれたのでしょうか。怖くて聞けません。
話を自分に戻しますと、「自由と孤独は裏表」というのはよく聞くことですが、今、それをしみじみ実感しています。
何よりも先ず、好きなように時間を過ごせるようになりました。
私と元夫には子供がいないので、家事はもともと夫婦二人分だけでしたが、私がほぼ一人でやっていました。
それがぐっと減りました。自分のためだけの家事って楽です。
そして、好きなものを食べるようになりました。
元夫は好き嫌いが激しく、知らず知らずのうちにそれに合わせていたので、少し栄養不足になっていたようです。それが改善しました。
冷蔵庫にある食材を使って、そのとき食べたいものを自分で作って食べるようになりました。
掃除や洗濯も好きな時間にできるようになりました。
室内の飾りつけや模様替えも好きなようにできるようになりました。
結婚していたときは元夫の選んだ家具を買い、置いたらそのまま。
家の中で快適に過ごすために、部屋をどうするかについて考えることはほぼありませんでした。
休日は外出することが多かったからです。
でも今は、家の中でいかに快適に過ごすかについてあれこれ考え、模様替えしています。(部屋が狭いからということもありますが(笑)。)
子供の頃は、自分の部屋なんてないも同然だったので、この年になって新しい自分を発見した思いです。
ゴミ出しも、トイレ掃除も、お風呂掃除も、自分が汚した結果なので(体調が悪いときを除き)全く苦になりません。
週に一回は雑巾がけもしています。
部屋がきれいだと気持ちがいいです!
もちろん、誰か一緒に過ごせる人がいたらな、と思うときはあります。
例えば、休日に映画を一緒に見たり、美術館に一緒に行ける人、旅行に一緒に行ける人がいたらいいなと思います。
でもそのためにまた家事を引き受けなくてはならないのかと思うと、ちょっと気持ちが引いてしまいます。
家事をすることと引き換えに経済的な安定を得るための結婚はしたくないなと思うようになりました。
実は同じようなことが欧米の女性のブログにも書かれています。
欧米の男性の方が日本の男性より、家事に参加しているというデータを見た記憶があるのですが、それでもやはり「家事は女性」なんですね。
というわけで、今の仕事を細々ではありますが、きちんと続けたいという気持ちが強くなりました。
先日、近所で七夕の笹飾りを見かけ、一年前に願い事を書いて笹に結び付けたことを思い出しました。
寂しさや悲しさに打ちのめされていたことはよく覚えていたのですが、何を書いたか思い出せなかったのですが、なんと書いていました。
ほぼ一年前に書いた記事(「目を逸らさない 恋するベーカリー(It's Complicated)」)の中に。
「自分の幸せを自分で作る」でした。
この一年を振り返り、その通りに行動していると思いました。
自分の幸せを自分で作るべく、行動していると思いました。
立ち直りが進んでいることも確認できました。
自分を誉めたいと思いました。
そう言えば、先日「七夕(たなばた)さん」という人にお会いしたんです。
運気の上がりそうな名前です!
今の調子で、自由に、のびやかに、前を向いて進んでいきたいと思います。
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