2025/05/04

一人を楽しむ

今、少し、正念場です。

時々、静かですが、深い悲しみに襲われるんです。

激しく泣くようなことはもうありません。

元夫に会いたいとか、離婚前に戻りたいという気持ちもほぼなくなりました。

でも、元夫と過ごした楽しかった日々、時間を思い出します。

心の傷は大分癒えたけど、今後の人生の計画、夢を再構築していくのが一番難しいのかもしれません。

でも、冷静に考えれば、別に元夫がいなくても楽しく過ごせるはずだし、自分の将来も作れるはず。

そこで、思いました。「ゴールデンウィークは一人でふらふら過ごしてみよう」と。(と言っても、もう半分以上終わっているのですが。)

格好良く言うと「孤独と真正面から向き合ってみようかな」と思ったのです。

今ならできるとも思いました。

もちろん、寂しいと感じることはあります。

でも埋めようとは思いません。下手に埋めない方がいいと思うし、埋められないと思うからです。

寂しさをあるがままに受け止め、流しています。

問題は、今の寂しさをどうこうすることではなく、今後、私はどのように生きていきたいのかを考え、それに従って行動していくことだと思っています。

そして、それは、結婚している、していないとは関係ないはずです。

というわけで、当分、一人で日々を過ごそうという気持ちになったのです。

今後の目標について考えたら、二つ思いつきました。

  • 今、担当している業務を成功させる。
  • 一人で旅行する。
最初の方は仕事がらみなので、これはもちろん何とかうまくいくようにしないといけない。ある意味、必須事項です。

問題はもう一つの方です。

一人で旅行するのは、私にとっては比較的簡単です。

若いときは一人でヨーロッパをバックパック旅行しましたし、国内も一人で旅行してました。

問題は、目的地を決められないこと。行きたいところがないんです。

元夫と行った旅行の影響からまだ脱却できておらず、行先が決まりません。

元夫にまだ縛られている。

でも思いました。

あせらない、あせらない。

決められないなら仕方ないし、無理して決めて行っても楽しめるはずがない。

だから今楽しめることをやろうと思いました。

楽しむということが大切で、しかもこれが案外難しいのではないかしら。

そう思ったのには、理由があります。

最近よく、バッハのゴールドベルク協奏曲を聞いています。

演奏会の映像なのですが、演奏者がとっても楽しそうに弾いているんです。鼻歌を口ずさみながら。

正直、その鼻歌が少しだけうるさいのですが(笑)、それぐらい演奏に没頭して、恍惚とした表情で弾いている姿を見ていると、こちらまで楽しくなります。

それぐらい楽しいこと、没頭できることを私も見つけたいと思っています。

いや、実はもう見つかっているような気もしています。

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最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。