夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。
今日は配偶者のための情報「相手を責めない」です。
えっ、ありえない!とお思いですか。
でも相手を責めないという姿勢は、ミッドライフクライシスが原因の離婚では特に必要です。
普通の離婚と違い、ミッドライフクライシス離婚は突然襲ってきます。(どれだけ突然かについてはこちらの記事をどうぞ。)
配偶者であるあなたは当然、離婚の理由を知りたくなります。
でもその理由はどれも大したことではないんです。
随分昔のことを持ち出してくるかもしれません。
全くのでたらめを言ってくることもあります。
いずれにせよ、納得できるほどの理由はほとんど期待できません。
なぜなら、ミッドライフクライシスは、これまで他人の期待に沿って生きてきた人が、突然人生には限りがあることに気が付き、人生をリセットしようとすることから始まるからです。
なので、現在の自分からどんな手を使っても逃げようとします。
具体的な理由なんてないんです。それがミッドライフクライシスです。
そんなわけのわからない状態では、あなたの怒りの矛先が旦那さんに向くのは当然です。
実際、ひどいことをされているんですから。
でもここでちょっと考えてほしいんです。
旦那さんを責めることには意味がないということを。
旦那さんを責めれば、彼はどんどんあなたから離れていきます。
話し合うことが不可能になります。
これはあなたの精神衛生上、そしてお金などの話をする際においても、あなたにとっていいことではありません。
そしてもっと大事なことがあります。
あなたは旦那さんの気持ちを変えられない。
というか人は誰も他人の気持ちを変えることはできない。
気持ちを変えることのできるのは本人だけなんです。
本人が本気で思わない限り、気持ちは変わらないんです。
他人の行動は強制的に変えられたとしても、気持ちを変えることはできないんです。
そして、彼の幸せを妨げているのはあなただと旦那さんが本気で思っている限り、旦那さんは変わりません。
旦那さんを責めても意味がないのはそのためです。
何度も書いてますが、やっても意味がないこと(旦那さんを責める)をやる暇があったら、あなたには他にやることがあります。
あなたの幸せを作ることです。
欧米のネットや本で、旦那さん(そして自分)を責めることをやめる方法として挙げられていることがあります。
毎日決まった時間に15分から30分だけ、思いっきり責めるんです。
泣いてもわめいてもいい。
でもその時間が終わったらやめる。
それだけです。でもこれが案外効果がある。
実際私は毎日このブログを書いている間いろいろと考えます。
相手を責め、自分を責めます。
理由を考えたりします。
でも書いた後は割とすっきりしてるんです。
完全にすっきりじゃありませんよ。でも割とすっきりするんです。
で、毎日続けていると、すっきり度が増します。
もう一つ、日記を付けることも挙げられています。
同じことですね。日記を書く間はいろいろ考える。
でも書き終わったらもう考えないということです。
他人を変えることはできない。
ミッドライフクライシスに限らず、人間関係全てに当てはまることだと思います。
--------------------------------------------
配偶者のための情報 他の記事
はじめに - 旦那さんがミッドライフクライシスになってしまった人へ
ミッドライフクライシスとは何か
ミッドライフクライシスが起きるまで
自信を取り戻す
自分を甘やかす
感謝する
記録を付ける
「ミッドライフクライシス」と「中年期の不調」は違う
あなたは一人ではない
ミッドライフクライシスの典型的な症状
「デタッチ」してやりたいようにやらせる
(ミッドライフクライシス)離婚手続きのあれこれ
言動の変化と人格の変化
年金分割手続きとあれこれ
コントロールできることに責任を持つ
喪の作業と立ち直りの作業は別
新しい人、新しい環境
唯一の心残り 元夫の更年期障害に気付かなかったこと
0 件のコメント:
コメントを投稿