元夫のミッドライフクライシス勃発からほぼ2年が経ちました。
ミッドライフクライシスに関する本を読むことはめっきり減り、最近は離婚後の人生について書かれた本を読んでいます。
振り返ると驚くべき変化です。まだ立ち直ったとは言えませんが、前を向いて歩み続ける自分に安心し、嬉しく思いました。
離婚後の人生に関する本を読んでいて気付いたことがあります。
女性が著者の本には「一人でどう生きていくか」について多く書かれている。
男性が著者の本には「新しい出会い」について多く書かれている。
どうも、男性の方が再婚を求める人が多いようです。
私はというと未だ混沌としていて、かつ、ちょっと悲しい話があります。
次に会ったら渡そうと思い、元夫へのちょっとした贈り物を準備していました。
二人で食事するとき、元夫の方がいつもたくさん(あるいは全額)払うので申し訳なく思っており、感謝の気持ちを示そうと思ったのです。
値段にしたら大したものではありませんが、最近の元夫の話からこれなら喜んでもらえるだろうというものを思いつき買っておいたのです。
でも前回書いた通り元夫から連絡は来ず、結局その贈り物を渡す機会はありませんでした。
皮肉なことです。元夫に感謝の気持ちを表すために贈り物を用意できるまでに立ち直ったとき、元夫と会う機会はなくなってしまったのですから。
でも誰かのために贈り物を買う、誰かを喜ばせようという気持ちは私を幸せにしてくれました。
「愛する」ことの大切さを気付かせてくれました。
ミッドライフクライシスや離婚に関する本には「セルフケア」の大切さがよく書かれていますが、これもある意味「愛する」ことです。対象が自分というだけです。
男性がよく口にする「理想の女性」もつまるところその「理想の女性」に愛を注ぎたいということかもしれません。
私が今後どういう人生を送るかはまだ全く分かりませんが、いろいろな人やものに愛を注いでいきたいと思いました。
でもみんなが何かに愛を注ぎたいと思っている(かもしれない)ことを考えると「愛される」ことのほうが「愛する」ことより難しいのかもしれませんね。
愛されるためにはそれなりの覚悟と努力が必要でしょうから。
アイドルが大変なのも道理です。
愛しつつ、愛される。
そんなふうに私はなれるのか?挑戦してみます。
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