2025/06/09

立ち直りを実感した出来事2つ

立ち直りのプロセスが前進していることを実感させられる出来事が2つありましたので、記録に残しておきたいと思います。

1つ目は、以前から気になっていたことを元夫に言えたことです。

このブログを読んでくださっている方はお分かりだと思いますが、私と元夫は、今も月一ペースで食事しています。

場所は決まっています。

結婚しているときに二人でよく行った居酒屋です。元夫が今でもそこで食事したがるので、私もよしとしていました。

ところが、先日、二人で食事しているところを、新しい知り合い(離婚後に知り合った人です。)に見られたようで、「先日見かけたよ」と言われてしまったのです。

そのとき、思いました。

二人で会っているのを見られるのは嫌だ。

既婚者だと思われる、パートナーがいると思われるのは嫌だ。

新しい出会いの機会が減ってしまうのは嫌だと。

そういう感情を持った自分に、私自身が驚きました。

離婚直後の私は、元夫と離れることがつらくてつらくてたまりませんでした。

元夫と夫婦(カップル)として見られ(続け)たいと思っていました。

でも今、私は新しい人間関係を求めている。

そんな自分をそのとき初めて、実感することができました。

そして、そう思うのなら、新しい人間関係の邪魔になるものは排除しなければらならないと思ったのです。

都心の居酒屋に場所を変えてくれるようにお願いしました。

都心なら、知り合いに見られる可能性が低いからです。

また、場所を変えたことが理由で、元夫と会わなく(会えなく)なるのなら、それはそれでもういいとも思いました。

結局、元夫から電話がかかってきて、別の場所で食事することになりました。

理由を聞かれましたが、言いませんでした。

説明する必要はないと思いました。

2つ目は、残っていた元夫の写真を全て捨てたことです。

引っ越しするときに大分捨てたのですが、どうしても捨てられない写真がありました。

見るのがつらくてとりあえず段ボール箱に放り込み、それっきりになってしまっていたものがあったのです。

それを全て捨てました。

写真やものを全て捨ててしまっても、なくしてしまった「二人の未来」に代わる「私の新しい未来」が生まれるわけではありません。

でも、古いもの、特に今の自分の足を引っ張るものはないほうがいい。そう思えるようになりました。

とにかく今を一生懸命生きていこうと思います。そうすれば未来は自然にできていくと思っています。

--------------------------------------------
配偶者のための情報 他の記事

もし、これまで仲の良かった(と少なくともあなたは思っていた)旦那さんの言動が豹変してしまった方は、先ずは「配偶者のための情報」というラベルの付いた記事をお読みください。(「目次 - 配偶者のための情報」をご覧ください。)旦那さんはミッドライフクライシスかもしれません。 

はじめに - 旦那さんがミッドライフクライシスになってしまった人へ
ミッドライフクライシスとは何か
ミッドライフクライシスが起きるまで
自信を取り戻す
自分を甘やかす
感謝する
記録を付ける
「ミッドライフクライシス」と「中年期の不調」は違う
あなたは一人ではない
ミッドライフクライシスの典型的な症状
「デタッチ」してやりたいようにやらせる
(ミッドライフクライシス)離婚手続きのあれこれ
言動の変化と人格の変化
年金分割手続きとあれこれ
コントロールできることに責任を持つ
喪の作業と立ち直りの作業は別
新しい人、新しい環境
唯一の心残り 元夫の更年期障害に気付かなかったこと

0 件のコメント:

コメントを投稿

大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。