2025/04/25

寂しさを減らす方法と考え方7つ

前回、「寂しさはただの感情」と書きました

今回は、そこをもう少し掘り下げたいと思います。

私は一人暮らしです。子供はいません。

親はまだ健在ですが、関係はそれほど近くありません。

兄弟姉妹は遠くに住んでいて、もうここ何年も会っていません。

働いてはいますが、基本リモートです。

多くはありませんが、友人はいて、定期的に会いますが、せいぜい年2~3回です。

その代わりといっては何ですが、週末を中心に以下のような活動をしています。

  • 運動サークル 週1
  • ボランティア 週2~3

また、SNSもやっていて、毎日アップしています。時々コメントをもらい、返信します。

週4ぐらいで近所のスーパーに行きます。店員さんとは挨拶する仲です。

どうでしょう。私は寂しいのでしょうか。(変な問いかけですね。)

寂しい人だと思われる方もいらっしゃるでしょう。

あるいは「そんなもんでしょう」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

考えてみました。

もちろん、寂しいと感じるときもあります。でも実はそれほどではない。

少なくとも、私が若いときに感じていたほどの孤独感を感じることはもうありません。

確かに離婚直後は「私には誰もいない」と強い寂しさを感じたことがありました。

でもそのときから少し変わりました。なぜなら次のように思い始めたからです。

「寂しい」というのはただの感情なので、それを認識するだけでなく、どう向き合うか、どう対応するかを考えることが肝要だと。

寂しさに飲み込まれるのもたまにはいいかもしれません。でも、最近は、そんな暇があったら「何かしよう」と思うようになったのです。

それと、感情というものはそれほど大したものではなく、ちょっとした行動で変わることを身をもって知ったということもあります。

例えば、朝起きて憂鬱なときがあります。元夫のミッドライフクライシス勃発直後の私がそうでした。もう死んでしまいたいと思っていた時期もありました。

でも、その時すでに日課となっていた朝のウォーキングに体を引きずるようにして出かけると、帰った頃は気持ちが切り替わっていることが多かったのです。

空の青さ、季節の移り変わり、ウォーキング友達との挨拶、といったほんのちょっとしたことで、こんなに気持ちって変わるんだと驚いたこともあります。

他にも自分なりの対策を講じています。下に書いてみました。

1.「独身=寂しい」と思い込んでいる人には会わない

なかなか難しいかもしれません。

特に自分自身がそう思っていて、これまでそういう人たちの中で生きてきたのならなおさら、そういう人間関係を見直すことは難しいと思います。

でも、結婚しているのが普通、独身は寂しい、と思っている人には(少なくとも当面は)会わないほうがいいです。

会うとネガティブな気持ちになるからです。

会わないと決めたら案外楽です。代わりに、新しく知り合った人だけ会うようにします。

ちなみに、上に書いた、私が今やっている運動サークルとボランティアは、両方とも元夫のミッドライフクライシス勃発をきっかけに始めたので、周囲の人は私の離婚問題については全く知りません。

2.知らない人に挨拶する

私は毎朝ウォーキングをして、帰りにスーパーに寄るようにしています。

犬を散歩させている人、そして、スーパーの店員さんの中の何人かとは挨拶する仲です。

「おはようございます。今日は暑いですね」とか「今日は花粉飛んでますね」とか他愛のないことですが、これが結構いいです。

Tedでも、知らない人(スーパーやコーヒーショップの店員さん)に話しかけることで寂しい気持ちを減らせるという話が紹介されています。本当です。減ります。

3.家事をする

案外効きます。おいしいものを(自分のために)作る。

雑巾がけをする。

部屋の模様替えをする。

こうやってこちゃこちゃ動いていると体も気持ちも軽くなります。

4.人と比べるのをやめる-自分の人生を生きることができるのは自分だけ

こういう精神論が通用するかは人によるとは思うのですが、私の場合は効いたので念のために書いておきます。

人と比べて嫉妬するのは、誰もが経験する感情だと思います。

比べていることが本当に自分のやりたいこと、興味のあることで、嫉妬が健全な範囲内であれば、それもいいかもしれません。

でも、興味のないことにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄ですし、精神衛生上もよくありません。

それでももしあなたが誰かと比べているのであれば、もしかしたらそれは、その人から離れたほうがいいというサインかもしれません。

1週間、1月離れてみて、気持ちが穏やかになるのであれば、離れて正解です。

5.自分を知る

また、精神論になってしまっていますが、これは、自分の本当にやりたいことを知り、実行する、ということです。

実は、私の家族が(そして元夫までもが)、今、あれをしたら、これをしたらといろいろアドバイスしてくれるのですが、全く違うんです。

私は今、旅行なんか行きたくない。

おいしいものを食べにいくこともしたくない。

婚活も今はしたくない。

そうやって考えていて気付いたことがあります。

私は今、何かに打ち込みたい、無心になりたいんです

若かったら今なんでしょうね。会社辞めて留学するとか、転職とかするのは。

大学時代の友人で、手痛い失恋をして、その後留学した友人のことを思い出しました。

異性の裏切りは、若いうちに経験しておいた方がいいのかもしれません。

いや、そうでもないか。私は私ですね。

元夫のミッドライフクライシスでつらい思いをするのも、それはそれで私の人生です。

というわけで、私は転職はしませんが、新しい仕事にチャレンジしています。

6.新しい趣味を持つ

始めました。オイルマッサージを。

ゼラニウムはいい香りです。

以前もトライしたことがあったのですが、そのときは続きませんでした。

今も以前同様、我流ですが、自分をいたわっているという思いに包まれ、優しい気持ちになれます。

料理も、新しいレシピに挑戦するようにしています。

これも無理するのではなく、「いいな」とおもったら即行動に移すようにしています。

また、趣味ではないかもしれませんが、元夫のミッドライフクライシス勃発以降、日記を付けるようになりました。

このブログも立ち上げました。

書くことで自分と向き合うことができます。

自分の嫌なところ、苦手なところも全て見つめることで、自分を受け入れることができるようになりました。

オイルマッサージは体のケア、日記とブログは心のケアかもしれません。

7. 自分の親友になる

ミッドライフクライシス離婚の本に中にあった言葉です。

その通りだと思います。

自分が嫌いな自分を他の誰が好きになってくれるでしょう。

先ずは自分を好きになる、自分の最大の応援者になることが大切だと思います。

自分がすかすかだと、周囲に優しくすることなどできません。

繰り返しになりますが、セルフケアはそういう意味でとても大切なことだと思います。

でも逆に言うと、好きになれないところがあるときはチャンスです。

そこをケアして、好きになれるようにすればいいのです。

私は離婚直後、女性としての自信を失ってしまいました。

でも、オイルマッサージをして自分をいたわっていると、とてもやさしい気持ちになれます。

女性らしい気持ちになれます

以前は続かなかったオイルマッサージが続いているのは、そういう気持ちになる自分を好きだからだと思います。

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とりとめもなく書いてしまいました。

何か他に良いアイデアをお持ちの方は是非教えていただければありがたいです!

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