2024/05/09

心の闇

夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。

今日は「心の闇」についてです。

離婚以来、私は喪の作業を行っています。

いい日悪い日ありますが、それなりに進んでいると思ってました。

でもここ最近、嫌なことが頭の中をぐるぐるしています。

ふとした時に、ある疑いが頭をもたげるのです。

今、私がそれなりに落ち着いていられるのは、元夫に女性関係はなかったと信じることができているからです。

でも、もし、元夫の言ったことが全部嘘で、女性がいて、しかも子供ができて、新しい家庭で笑って暮らしていたら、と。

私達の間には子供がいません。

それは私の選択ではありませんでした。

彼が子供を持つことに反対したのです。

彼が子供を持ちたくないと言ったとき、私は彼に言いました。

男の人はいくつになっても子供を持てるけど、女性には年齢の壁がある。

後になって子供が欲しいと言われてももう無理かもしれないよ、と。

彼はそれはないと言いました。

私は子供を持つことをあきらめました。

彼と離婚してまで自分の子を持つことには固執しませんでした。

私は自分に言いました。

子供がいなくても幸せに暮らしている人はいくらでもいる。

彼と私で、二人しかいないけど、小さい家庭を作ろうと。

でも今、私は、その小さな家庭を失ってしまいました。

そして、考えてしまうんです。

もし彼が新しい家庭を作って、奥さんと子供と一緒に笑っていたら、私はそれを許せるかと。

許せないと思いました。

でも、同時に、これはまずいと思いました。

だから、昨日も書きましたが、また同じことを書きます。

元夫はもう私とは違う時間軸で生きている。

別々の人生を歩んでいる。

向かっている方向も違う。

地理的にもいずれ離れていく。(今はまだ二人とも東京ですがいずれ離れていく。)

この記事を書くことを決めたのは、文字にすることによって、自分の中の膿を吐き出してしまおうと思ったからです。

これって嫉妬なんでしょうか。分かりません。

元夫との距離をもっともっと離していこうと思いました。


だって、私にはどうすることもできないから。

しかも、こういうネガティブな考えに囚われていては私自身も自由になれません。


今になって、聞いてよかったと思っています。

聞いたことで、私は、他の女性と彼を分け合う気が全くないことを伝えることができました。

できることはやりました。

後はデタッチメントです。

私にできることはしますが、できないことはできない。

自分ではどうにもできないことにエネルギーを使うことはしない。

彼に言いたいことは伝えました。

後はもうあるがまま(Let it be)です。

やっと整理できた気がします。

ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。