2024/03/13

忘れる(Let it go)じゃなくて「あるがまま(Let it be)」

夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。

今日は配偶者の心持ちについてです。

それまで問題なかった(と思っていた)結婚生活が何の説明もなく突然終わるミッドライフクライシス。

残された配偶者の胸には、えぐられたような穴が残ります。

そしてその穴の中には悲しさ、寂しさ、怒り、空しさなどの負の感情がうごめきます。

そういう感情に流されないよう、私もいろんな本やサイトを読み、書いてあることを実践しています。

例えば、新しい趣味を始める、スポーツをするとか。

でもしているときは忘れられても、ふとした時に思い出すんです。

昔二人で過ごした楽しかった時間、一緒に笑ったことを。

涙が出ます。困ってしまってググっていた時に見つけたのが、同じくミッドライフクライシスを6年前に経験した女性がカウンセラーに送ったメールです。

以下が概要です。(出典:Psycholoby Today

「みんな let it go しろと言うけど、人生にはあまりにトラウマが強すぎて let it go できないことがあります。

長い結婚生活が突然何の説明もないまま終わってしまうと、心にぽっかりと穴が開いて、とても let it go できない。

でもできることがあります。それは let it be です」

英語のニュアンスを伝えるのはちょっと難しいのですが:

Let it go → 「忘れろ」という感じ

Let it be → 「あるがまま」という感じ

でしょうか。

忘れることなんてできない。だって忘れるということは、その間の自分も忘れるということ。

しかもまだ彼を愛している。。。

でも、あるがままに全てを受け入れる。彼のことを忘れられない自分すらも受け入れる。

悲しむ自分も受け入れる。

苦しむ自分も受け入れる。

とにかく自分の全てを丸ごと受け入れる。

そして批判しない。

責めない。

ただそういう自分を見つめる。

そうしていくうちにだんだん落ち着いていきます。

自分を見る自分がいることに気付きます。

新しい自分です。

彼のことを愛していた、そして今でも愛している自分。

それを冷静に見つめ、立ち直ろうとする自分。

今は前者の自分の方が大きいでしょう。

でも時の経過とともに、逆転していくでしょう。

これなら今の私にもできそうです。

まだ涙があふれます。

大声で喚くこともある。(当たってしまった方、ごめんなさい。)

でも、そうやって少しずつ、少しずつ、えぐられた傷が癒えていくのだと思います。

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大人の恋 楽しい恋

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