夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。
今日は配偶者の心持ちについてです。
それまで問題なかった(と思っていた)結婚生活が何の説明もなく突然終わるミッドライフクライシス。
残された配偶者の胸には、えぐられたような穴が残ります。
そしてその穴の中には悲しさ、寂しさ、怒り、空しさなどの負の感情がうごめきます。
そういう感情に流されないよう、私もいろんな本やサイトを読み、書いてあることを実践しています。
例えば、新しい趣味を始める、スポーツをするとか。
でもしているときは忘れられても、ふとした時に思い出すんです。
昔二人で過ごした楽しかった時間、一緒に笑ったことを。
涙が出ます。困ってしまってググっていた時に見つけたのが、同じくミッドライフクライシスを6年前に経験した女性がカウンセラーに送ったメールです。
以下が概要です。(出典:Psycholoby Today)
「みんな let it go しろと言うけど、人生にはあまりにトラウマが強すぎて let it go できないことがあります。英語のニュアンスを伝えるのはちょっと難しいのですが:
Let it go → 「忘れろ」という感じ
Let it be → 「あるがまま」という感じ
でしょうか。
忘れることなんてできない。だって忘れるということは、その間の自分も忘れるということ。
しかもまだ彼を愛している。。。
でも、あるがままに全てを受け入れる。彼のことを忘れられない自分すらも受け入れる。
悲しむ自分も受け入れる。
苦しむ自分も受け入れる。
とにかく自分の全てを丸ごと受け入れる。
そして批判しない。
責めない。
ただそういう自分を見つめる。
そうしていくうちにだんだん落ち着いていきます。
自分を見る自分がいることに気付きます。
新しい自分です。
彼のことを愛していた、そして今でも愛している自分。
それを冷静に見つめ、立ち直ろうとする自分。
今は前者の自分の方が大きいでしょう。
でも時の経過とともに、逆転していくでしょう。
これなら今の私にもできそうです。
まだ涙があふれます。
大声で喚くこともある。(当たってしまった方、ごめんなさい。)
でも、そうやって少しずつ、少しずつ、えぐられた傷が癒えていくのだと思います。
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