夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。
今日は「一人で生きるということ」 についてです。
一人で生きるということは「全てのことを一人で行う」ということです。
生活費を稼ぐ。
ご飯を作る。
ご飯を食べる。
掃除する。
洗濯する。
上のようなことを含め、いろいろなことを、自分一人のために、自分一人で行うことになります。
(自分だけのために何かをするというのにも限界がある、案外つらいってことも感じてます。)
先日も書きましたが、天井の照明を変えるのも、今は一人でやっています。
脚立も買いました。
(結婚してた頃は、照明の交換は元夫がしてくれていて、私は椅子を(脚立の代わりに使ってました)支えていました。)
これまで一番つらかったのは、ご飯を自分のためだけに作るということでした。
それが今日、発見がありました。
元夫のミッドライフクライシス勃発直後、ある習い事を始めました。
(匿名性を保持するため、習い事が何かは具体的には書きません。すみません。)
お稽古日は週一。土曜の朝です
今朝も、朝6時前に家を出て、お稽古場に到着したら入口に貼り紙が。
「ゴールデンウィークにつきお休み」と。
えー!ネットにそんなこと書いてあった~?
でもまっ仕方ないか、と思い、引き返しました。
ところが、家の近くまで戻ったところで、近所に住んでいる会社の同僚にばったり。
彼の犬が私に異常に吠えるのをしり目に、話し始めました。
話は弾んで(弾みすぎて)、気が付いたら1時間も立ち話。
しかも話題がただの世間話から、業務上の懸案事項にまで発展。
結構な議論になってしまいました。
まあ、休日のリラックスした雰囲気の中で、大事な問題についてざっくばらんに話せてよかったと思います。
ということで、お稽古事がお休みだったのはがっかりしましたが、そのおかげで同僚と話せて、仕事が一つ片付いた。
変な日。でも面白い日。
しかもその時点でまだ朝の8時。
誰かに話したい、と思いました。
でも話す人がいない。
意味はないし、オチもないけど、誰かに話したいことってありますよね。
私も誰かに話したかった。
でもいない。
もちろん、親、兄弟、友人に電話することはできたでしょう。
でも話したかったのは元夫でした。
離婚後一度だけ私から連絡したときもそうでした。
話したい。話したいことがある。
でも誰でもいいわけではない。
一瞬だけ、彼にメッセージしようかなと思いました。
やめました。
だって、もう彼はいないものとして生きていくのだから。
一人で生きるって、意味のないことを話す、意味のないことでも聞いてくれる相手がいなくなることなんだな、と思いました。
(聞かされた方はうるさいって思ってるだけかもしれませんが。)
少しさみしく思いました。
見上げると真っ青な空。
早く帰って荷造りしよう。
終わったらワイン飲もう。
そう思って帰りました。
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