2024/05/05

一人で生きるということ

夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。

今日は「一人で生きるということ」 についてです。

一人で生きるということは「全てのことを一人で行う」ということです。

生活費を稼ぐ。

ご飯を作る。

ご飯を食べる。

掃除する。

洗濯する。

上のようなことを含め、いろいろなことを、自分一人のために、自分一人で行うことになります。

(自分だけのために何かをするというのにも限界がある、案外つらいってことも感じてます。)

先日も書きましたが、天井の照明を変えるのも、今は一人でやっています。

脚立も買いました。

(結婚してた頃は、照明の交換は元夫がしてくれていて、私は椅子を(脚立の代わりに使ってました)支えていました。)

これまで一番つらかったのは、ご飯を自分のためだけに作るということでした。

それが今日、発見がありました。

元夫のミッドライフクライシス勃発直後、ある習い事を始めました。

(匿名性を保持するため、習い事が何かは具体的には書きません。すみません。)

お稽古日は週一。土曜の朝です

今朝も、朝6時前に家を出て、お稽古場に到着したら入口に貼り紙が。

「ゴールデンウィークにつきお休み」と。

えー!ネットにそんなこと書いてあった~?

でもまっ仕方ないか、と思い、引き返しました。

ところが、家の近くまで戻ったところで、近所に住んでいる会社の同僚にばったり。

彼の犬が私に異常に吠えるのをしり目に、話し始めました。

話は弾んで(弾みすぎて)、気が付いたら1時間も立ち話。

しかも話題がただの世間話から、業務上の懸案事項にまで発展。

結構な議論になってしまいました。

まあ、休日のリラックスした雰囲気の中で、大事な問題についてざっくばらんに話せてよかったと思います。

ということで、お稽古事がお休みだったのはがっかりしましたが、そのおかげで同僚と話せて、仕事が一つ片付いた。

変な日。でも面白い日。

しかもその時点でまだ朝の8時。

誰かに話したい、と思いました。

でも話す人がいない。

意味はないし、オチもないけど、誰かに話したいことってありますよね。

私も誰かに話したかった。

でもいない。

もちろん、親、兄弟、友人に電話することはできたでしょう。

でも話したかったのは元夫でした。

離婚後一度だけ私から連絡したときもそうでした。

話したい。話したいことがある。

でも誰でもいいわけではない。

一瞬だけ、彼にメッセージしようかなと思いました。

やめました。

だって、もう彼はいないものとして生きていくのだから。

一人で生きるって、意味のないことを話す、意味のないことでも聞いてくれる相手がいなくなることなんだな、と思いました。

(聞かされた方はうるさいって思ってるだけかもしれませんが。)

少しさみしく思いました。

見上げると真っ青な空。

早く帰って荷造りしよう。

終わったらワイン飲もう。

そう思って帰りました。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。