夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。
今日は「ミッドライフクライシスを見分ける」についてです。
元夫がミッドライフクライシスになってから、関連する本を何冊か読みました。
今、それらを読み返しています。
買った当時は、配偶者(つまり私)がどう対応すべきかを知りたくて読んでいて、他の個所を斜め読みしていたからです。
少しだけですが、勃発時より落ち着いた心境で読み返しています。
その中で、ミッドライフクライシスでよく聞かれる決まり文句を見つけましたので、以下にまとめてみました。
- (僕たちは)もう離れ離れだ/ばらばらだ
- 何がしたいか分からない
- 君の問題じゃないんだ
- 君じゃなくて、僕の問題だ
- ずっと不幸だ
- 窒息しそうだ
- 自由になりたい/一人になりたい
- 全ての責任から自由になりたい
- 僕の人生に君はいらない
- 君がいなくてもさみしくない
- 君には僕よりもっといい人がいる
赤字が、元夫に全て当てはまりました。
ちなみに元夫は「何がしたいか分かっている」と言っていましたが、結果的に「したいこと」を全てやめてしまいました。
本当にしたいことは分かっていなかった、そして今も分かっていないのだと思います。
ただミッドライフクライシスじゃなくても、こういうことを言う人はいます。
欧米ではミッドライフクライシスはよく知られていて、浮気や高い買い物の言い訳にする男性も多いそうです。
一方、(何度も書いていますが)日本ではまだまだ知られておらず、うつや更年期障害と一緒くたに扱われることが多いようです。
似てますし、相互に関連することはありますが、現時点の医学において、ミッドライフクライシスは病気ではなく、心理的危機であり、個人の成長の過程(非常に極端ですが)です。
ただ、他人からどう思われるかを気にする「忖度」社会の日本では、ミッドライフクライシスは病気、あるいは単なるわがままと思われることが多いでしょう。
実際、私の親族は、元夫のミッドライフクライシスを「病気」と整理して納得しているようです。
そうでもしないと理解できないぐらい、短期間で人格が急変します。←これポイントです。
「本物の」ミッドライフクライシスの見分け方ですが、先ずは年齢です。
ミッドライフクライシスになる年齢は、通常、40歳から60歳くらいと言われています。
が、前後10歳くらいまでは幅を取り、30歳から70歳ぐらいまでなら、ミッドライフクライシスになる可能性があるでしょう。
また上にも書いたように「急に人格が変わる」というところがポイントです。
ですから、以下のような場合は、ミッドライフクライシスではないと言えると思います。
- 浮気や高い買い物をしてるが、20代以下または70代以上
- 急に人格が変わったが、20代以下または70代以上
- 周囲も分かるぐらいに、もともと不幸
- もともとわがまま
- もともと浮気症
- もともとDVをふるう
- もともとモラハラする
- もともと嘘つき
- 精神病を患っている
- 何らかの病気を患っている
いかがでしょうか。
もし、上のようなことが、あなた、または、あなたのご主人に当てはまるようなら、ミッドライフクライシスの可能性が高いです。
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