夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。
今日は「自分を信じる」についてです。
昨日、「流れに身を任せる」というタイトルで、まだぐちゃぐちゃの胸の内を書きました。
今日はさらに分からない胸の内についてです。
元夫にこちらから連絡しました。
ご飯食べようと。
その日、たまたま用事で元夫の家の近くに行ったんです。
離婚のせいで発生した用事です。
用事が全て終わって外に出て、ふと見上げました。
青い空が広がっていました。
いい季節です。
どこかで飲みたいな、と思いました。
もちろん一人で飲むこともできました。
学生時代からおひとりさまには慣れています。
でも、誰かと話したいなと思いました。
でも誰でもいいわけではないし、友人を急に呼び出すほどの緊急事態ではない。
そのとき思ったんです。
電話してみるか、と。
迷いはありました。
いやいや、そんなことしてると、あんなに振り回された旦那とまた縁ができちゃうよ。
新しい自分はどこに行ったんだ。
前に向かって行かないと。
理性はそう言ってます。
でも心は「会いたい」と言っている。
これで関係が悪化したら(いやもう関係のない間柄なんですが)その時はその時だ。
逆に気持ちが吹っ切れるかもしれない。
試してみれば、と心が言ったんです。
最悪の事態を受け入れる(無視される、非難される等)心の準備ができていました。
最初メッセージしました。
するとすぐに電話がかかってきました。
少し寝ぼけた声で。
話しているうちにあっという間に話がまとまり、近くの居酒屋で待ち合わせすることになりました。
でも待っているときすら私は、彼は来ないんじゃないかと思っていました。
でも結局、彼は来た。
それからご飯を食べて、お茶して別れました。
今回、私は一番聞きたかったことを彼に聞くことができました。
女性関係です。
いろいろ話してくれました。
彼の言ったことが真実かどうか確かめる術はありません。
でも、話してくれたことは本当だろうなと思いました。
彼の心の葛藤を知ることができました。
私がそれほど嫉妬していないことにも気が付きました。
というか、ミッドライフクライシス勃発以来、嫉妬という感情にはそれほど苦しまなかった。
そういう自分の心もよく分かりません。
ただ、言えることは、元夫と話していると、私は一人ではないと思えるということです。
親兄弟、友人と会っていても満たされることのない孤独感が、彼といると薄れていく、消えていく。
これは恋愛感情なのでしょうか。
同士愛なのでしょうか。
自分でもよく分かりません。
ただ、少なくとも今はまだ、彼の存在は私にとって大きな位置を占めていることが分かりました。
彼は、ミッドライフクライシス勃発時、「夫婦関係に関係する全ての責任を捨てたい」と言いました。
そして離婚しました。
今、彼は私に何の責任も持たず、私も彼に対して何の責任も負っていません。
私はもう彼の身の回りの世話をする義務はありません。
(もちろん夫婦のままでお互いに責任を持たないという関係もありかと思います。)
でもお互いに何の責任も負ってないからこそ、逆に純粋に、彼と会って話をしたいと思い、おそらく彼も今回、純粋に私とのおしゃべりを楽しんでくれたのではないかと思っています。
お互い、新しいパートナーができたらそれはまた別の話です。
その時はその時です。
ここまで書いて分かりました。
私は彼を信じているのではない。
私自身を信じている。
私が立ち直れる強さを持っていると信じている。
彼に会いたいと思ったその時の私の判断は、間違っていないと信じている。
彼と会うことが必要だった、会いたかったという私の気持ちは本物だったと信じている。
そしてもう一つ。
これからどうなっていくのかは全く分かりません。
(毎回書いてますが、これもホントの気持ちです。)
だって自分が何をするのかも予想つかないのですから。
ただ、その時その時の自分の心に素直に行動したいと思っています。
そして素直な判断をするために、毎日を健康に過ごしていきたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿