2024/04/21

流れに身を任せる

夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。

今日は「流れに身を任せる」についてです。

先日、ミッドライフクライシス離婚後に元夫と会うか会わないかについて書きました。

その時は「連絡があれば会って話を聞く」と書きました。

すると早速、元夫から連絡がありました。

(元夫はこのブログの存在を知りません。)

前回までは会う必要がありました。

今回はありません。会って済ませる用事はないんです。

つまり、会うということは「用事がなくても会いたい」という意思表示になるわけです。

じゃあ、彼は私のことを好きで会いたいのか。

疑問です。

前回のご飯はあまり楽しくありませんでした。

彼は離婚については、一切触れませんでした。

時々あくびをかみ殺していました。(夜更かししているようです。)

彼にとっては単なる暇つぶしなのかもしれません。

一人でご飯食べるのは寂しい。

誰でもいいから、とりあえず暇そうな人に連絡した。

それが私なのかもしれません。

もう当分会わない方がいいのでは、と思いました。

これで最後になるのかな、でもそれはそれで仕方ないと思いました。

暇つぶしの相手になるのは嫌です。

彼の人生がうまくいってない理由にされるのもいやです。

(ミッドライフクライシス勃発直後に、私のせいで人生間違ったみたいなことを言われました。)

あるいは、楽しい時間を過ごして、でもまた「一人になりたい」と言われるのはもっと嫌です。

困ってます。

私は純粋に会いたい。

まだ好きなんでしょう。

情も残っています。

昔のように楽しく笑っておしゃべりしたい。

でも一方で、今の彼は昔の彼ではないということも理解しています。

何度も書いていますが、ミッドライフクライシス前後では人格が変わります。

だから、心から楽しくはなれないんです。

だって聞きたいことが聞けない。

「一人になりたい」というあの発言は一体何だったのか。

「(私との)結婚そのものが間違っていた」という発言は何だったのか。

聞いたら多分逆切れするでしょう。

だから聞けない。

また会いたいなら、私は笑って、あるいはせいぜい顔をこわばらせて相手の機嫌に合わせるしかない。

でも、聞きたいことを胸にしまって、全てを許したふりをして、水に流してしまったかのように振舞うことはできません。

離婚前だったら、私の気持ちも違っていたかもしれません。

悩み苦しんでいる彼を理解し、受け入れようと努力したでしょう。

いや努力したかったので、離婚前に何度も元夫にそう言いました。

話し合いをしたい、変えるべきことは変えたい、と言いました。

でも彼は頑なでした。

そして決め手となったのが「(僕のことを)愛しているなら別れてくれ」でした。

私は離婚を受け入れざるを得ませんでした。

こちらは身が引き裂かれるような気持ちで別れたのに、気の向いた時に明るい声で連絡してくる彼を見ていると、馬鹿にされているのかな、なめられているのかな、と思ってしまうのです。

それとも私は、それを受け入れられるぐらい度量の大きい人間になるべきなのか。

いや、なれるのでしょうか。

これが英語で言うところの「Set boundaries(境界線を引く)」、分かりやすく言えば「振り回されない」ということなんだと思いました。

今回は、とりあえず、丁重にお断りしました。

丁重にです。それはまだ最終的な方向性が定まっていないからです。

彼はどう変わっていくのか、私には分かりません。

私がどう対応しても、結局彼は私からは離れていくのかもしれません。

だから私は、彼の言動についてあれこれ考えることをやめなくてはなりません。

やるべきこと、いやできることは、彼を受け入れるか、拒否するかを、その時々に決めることだけです。

次回、連絡があった時にどう対応するかはまだ決まっていません。

そういう機会があれば、その時決めます。

こういう一つ一つの小さい決断が、大きな方向性を作っていくのだと思っています。

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