夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。
今日は「許しへの第一歩 - 怒りの記録」についてです。
許す、つまり、怒りから解放されるためには「怒りを自覚する」ことが必要だそうです。
そこで、元夫の何に怒っているか書き出してみました。
ところが書いて読み直しているうちに「もういいかな」という気持ちになってきてしまったのです。
今は連絡があったらまだ元夫と会ってます。
でも、連絡ないならそれはそれで、もう会わなくても大丈夫かな、いやもう会わない方がいいのでは、という気持ちになってきたのです。
以前は、元夫の良かったことだけ思い出して感傷に浸っていました。
でも怒りを書き出すことによって、良かったところ、悪かったところを冷静に振り返られるようになったのかもしれません。
ただ、分かったことがあります。
怒りを書き出さなければこういう心境にはならなかっただろうということです。
元夫との距離をまた少しだけ広げることができました。
それともう一つ。
これだけ人を愛せる力が自分にはあった(ある)んだということも分かりました。
よかったです。
また誰かを愛せるようになるという自信が出てきました。
立ち直ったかどうかの最後のテストは「元夫と新しい女性に道でばったり会ったらどうする?」です。
冷静に対応できる自信がついたとき、私も少しは成長したのだと思います。(そう思いたいです。)
私の怒りの記録にご興味ある方は続けてお読みください。
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怒りの記録
1.話し合いを一切拒否
ミッドライフクライシス勃発後、元夫は話し合いを一切拒絶しました。
離婚したいと思うのは仕方ないことですが、長年生活を共にした妻に、何の説明もなしに離婚を強制する行為は卑怯だと思います。
2.他人の意見に耳を貸さない
妻の意見を聞きたくない気持ちは分かりますが、医師、親戚、友人等の意見にも一切耳を貸さないのはどうかと思います。
元夫はどこからどう見ても更年期障害で、最近やっと本人もそれを認め始めました。
更年期障害だから人の意見に耳を貸さないのか、人の意見を聞かない性格だから更年期障害になるのかは分かりませんが、問題から逃げているようにしか見えません。
3.幼児性が抜けない
年齢を経ると人からの承認がほしくなる。
元夫がついこの前つぶやいた言葉です。
私は言いました。
年を取れば取るほど、自分で自分を認めてあげることが必要なんじゃないかな、と。
年齢を経れば経るほど、認めてもらうのではなく、自分、そして若い人たちを認めてあげることが大切だと思います。
4.ええかっこしいである
ええかっこしいだけならいいのですが、そのために人に助けを求めることができません。
助けを求めることは弱い人間のすることで、格好悪いことだと思っているようです。
だから、人にものを聞くということもしません。
結婚していた時は自分に自信のある強い人なんだと思っていましたが、どうもそうではなく、弱いから助けを求めることができないようです。
5.自分を客観視できていない
ある程度の年齢になったら、自分の長所短所についてある程度客観的に把握できているものだと思います。
だからこそ、あきらめもつきますし、どこにエネルギーを注ぐべきかも分かってきます。
今、元夫が目標としている人たちは運と才能に非常に恵まれた人たちで、その人たちの真似をすることは難しいと思います。
元夫は「今の自分を嫌いだ」と言っています。
でも「自分以外の人間」になることなど不可能です。
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