夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。
今日はちょっと番外編で、「一つ好きならあとは許せる?」についてです。
ミッドライフクライシスが勃発して数か月後、元夫が出ていきました。
いつの間にか部屋を見つけて出ていったのです。
何の相談もありませんでした。
何度も書いてますが、離婚に至るまでの簡単な経緯は以下の通りです。
- 去年の夏 二人で次の家(二人で住む家)を探しに行く
- その1か月後 ミッドライフクライシス勃発&離婚の申出&財産分与の申出
- 今年初め 元夫が出ていく
- その数週間後 離婚成立
- その数か月後 私の引っ越し
早かったです。
あっという間でした。
去年の今頃は、次の家を探すために、コロナ明け初の旅行を二人で計画してました。
それから半年の間に離婚し、今はそれぞれ別の道を歩んでいます。
私も引っ越しの荷物をあらかた片付け、少しだけ振り返る余裕が出てきました。
新居は希望通りというわけではありません。
前の家より狭く、台所も小さいので、好きな料理も満足にできません。
本当は南向きの部屋に住みたかったのですが、賃料の関係であきらめました。
他にも、築年数、洗面所など、いろいろなことをあきらめました。
そういうマイナス条件にも関わらず、今の部屋に決めたのはなぜか。
内見の時に一つ心に残ったことがあったからです。
北の窓から見える景色です。
桜が満開でした。
1年後はどういう気持ちで桜を見ているのかな、と思いました。
それだけの理由で決めました。
思えば、元夫との結婚も、条件的には全くよくありませんでした。
親は反対しました。
友人にも相談しませんでした。
でも「この人には何を話してもいいんだな」と思えました。
それだけで結婚しました。
でも部屋なら引っ越せるけど、結婚はそういうわけにもいかないですね(苦笑)。
でもこれが私なのかもしれません。
条件で決めるのではなく、ここが好き!というところがあったら、他のことは忘れてしまう、許せてしまうようです。
彼の言った「結婚生活が全て間違っていた」というのはもしかしたらそうかもしれません。
条件的に見れば、全く合わない二人だったのかもしれません。
ただ二人ともまだ若く、それらの障害を乗り越えられると思っていたのでしょう。
そういう意味では私の一番の非は、そもそも、元夫のような人を結婚相手に選んだことかもしれません。
でももうそれも過ぎたことです。
毎朝起きたら先ず、北の窓を開けて桜の木を見ます。
もちろん今は花はありません。
来年の春が楽しみです。
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