2024/05/30

一つ好きならあとは許せる?

夫がミッドライフクライシスになり、離婚しました。

今日はちょっと番外編で、「一つ好きならあとは許せる?」についてです。

ミッドライフクライシスが勃発して数か月後、元夫が出ていきました。

いつの間にか部屋を見つけて出ていったのです。

何の相談もありませんでした。

何度も書いてますが、離婚に至るまでの簡単な経緯は以下の通りです。

  • 去年の夏   二人で次の家(二人で住む家)を探しに行く
  • その1か月後 ミッドライフクライシス勃発&離婚の申出&財産分与の申出
  • 今年初め   元夫が出ていく
  • その数週間後 離婚成立
  • その数か月後 私の引っ越し

早かったです。

あっという間でした。

去年の今頃は、次の家を探すために、コロナ明け初の旅行を二人で計画してました。

それから半年の間に離婚し、今はそれぞれ別の道を歩んでいます。

私も引っ越しの荷物をあらかた片付け、少しだけ振り返る余裕が出てきました。

新居は希望通りというわけではありません。

前の家より狭く、台所も小さいので、好きな料理も満足にできません。

本当は南向きの部屋に住みたかったのですが、賃料の関係であきらめました。

他にも、築年数、洗面所など、いろいろなことをあきらめました。

そういうマイナス条件にも関わらず、今の部屋に決めたのはなぜか。

内見の時に一つ心に残ったことがあったからです。

北の窓から見える景色です。

桜が満開でした。

1年後はどういう気持ちで桜を見ているのかな、と思いました。

それだけの理由で決めました。

思えば、元夫との結婚も、条件的には全くよくありませんでした。

親は反対しました。

友人にも相談しませんでした。

でも「この人には何を話してもいいんだな」と思えました。

それだけで結婚しました。

でも部屋なら引っ越せるけど、結婚はそういうわけにもいかないですね(苦笑)。

でもこれが私なのかもしれません。

条件で決めるのではなく、ここが好き!というところがあったら、他のことは忘れてしまう、許せてしまうようです。

彼の言った「結婚生活が全て間違っていた」というのはもしかしたらそうかもしれません。

条件的に見れば、全く合わない二人だったのかもしれません。

ただ二人ともまだ若く、それらの障害を乗り越えられると思っていたのでしょう。

そういう意味では私の一番の非は、そもそも、元夫のような人を結婚相手に選んだことかもしれません。

でももうそれも過ぎたことです。

毎朝起きたら先ず、北の窓を開けて桜の木を見ます。

もちろん今は花はありません。

来年の春が楽しみです。

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