2024/04/09

自分が変わると読む本も変わる

夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。

今日は「自分が変わると読む本も変わる」についてです。

ミッドライフクライシス勃発直後から私はいろいろな本やサイトに助けられました。

最近気づいたのは、読んでいる・読みたい本やサイトが時とともに変わっていることです。

下にこれまで読んだ本を挙げてみました。

1. ミッドライフクライシスの夫を持つ妻のセルフケアに関する本

最初にお世話になったのはずばり、ミッドライフクライシスの夫を持つ妻のセルフケアに関する本です。

自分を責めない、境界線を設けて振り回されないようにする、自分を最優先に考える等、一人ではなかなか難しい心構えがたくさん書いてあります。

また、デタッチメント(自分と夫を切り離して考える)という日本ではあまり聞かれない概念についても学ぶことができました。

毎日読んで、できることは実践し、メンタルを保ちました。

2. 夫のミッドライフクライシスをどう乗り越えるか

2冊目に選んだのは、1冊目と同様、夫のミッドライフクライシスの乗り越え方ですが、こちらは、セルフケアではなく、経験談が盛りだくさんです。

多数の「先輩」方の話、助言を読むことができました。

また、配偶者のミッドライフクライシスに悩んでいるのは妻だけではない。

妻のミッドライフクライシスに悩んでいる夫が多いことも認識することができました。

(便宜上、夫、妻と言った言葉を使っていますが、要は男女を問わず、配偶者、パートナーという意味です。)

1冊目のセルフケアの本とは違い、この本には助言がたくさん書かれており、一度ミッドライフクライシスになってしまうと、もう元に戻ることはないということも知ることができました。

(悲しい現実ですが、知っておくと心の準備ができます。)

3.  現代女性がミッドライフクライシス離婚を乗り越えるガイド

実際に、ご主人がミッドライフクライシスになり、離婚した女性がどう立ち直っていったかを書いた本です。

お気づきかもしれませんが:

1. セルフケア
2. 同じような境遇の人の経験談
3. 離婚について書かれた本

と読む本の種類が徐々に変わっています。

だんだんと私の心境が変わっていることを示していると思います。

最初は離婚を避けたい、避けられるかとも思っていました。

ミッドライフクライシスに関する本、サイトのほぼは全てに「(ミッドライフクライシス時には)性急な決断、例えば、離婚や転職、は避けるべき」と書いてあるので、避けたかったのです。

でも、途中から夫の暴力性が垣間見えるようになり、あきらめざるを得なくなりました。

4.  ミッドライフクライシスハンドブック 第2の人生の方向性を見つける

これはミッドライフクライシスの(またはなりそうな)人に向けて書かれた本です。

クライシス(危機)を、どううまく、建設的に乗り越えていくか、について書かれています。

対象読者がミッドライフクライシスの当事者、そして英国の博士が書いた本という性質上、離婚も最後の選択肢の一つとして書かれています。

反対の立場の人に向けて書かれているので、ミッドライフクライシスがどういうものかを第三者的な目で理解することができます。

私はミッドライフクライシスではありませんでしたが、おそらく若いときにミッド(アーリー?)ライフクライシスを経験していたこと、そして夫のミッドライフクライシスをきっかけに、またなってしまうかもしれないという恐れがあって読むことにしました。

そして、今、5番目の本を探しています。

既に離婚しました。

一見元気になりました。

突然感情が盛り上がることもなくなり、突然泣くことも減りました。

それなりに社会生活を営めるようになりました。

でもだからといって、以前に戻ったわけではない。まだ全然です。

いや、以前のようにはもうなれないと思います。

こういう比較は間違っているかもしれませんが、ある意味、重い病気で手術なさった方と似ているかと思います。

手術が成功し、今は一応健康体になった。

でも真の意味で健康になるにはあと数年はかかります。

私も離婚しました。(手術が終わりました。)

でも傷が癒えるまでにはあと数年かかると思います。

いまその数年の間に指針として使える本を探しています。

探している最中にたまたま手に取った本の中にこんな一節がありました。

「人生の10%はあなたに起きたことで決まる。90%はそれにあなたがどう対処したかで決まる」

Stephen Covey 氏の言葉のようです。

「7つの習慣」は読んだことはなく、どちらかというとああいうビジネス本は好きじゃなかったのですが、この言葉は的を得ていると思います。

(ただ90%は言い過ぎなような気がしますが。)

もしかしたら5冊目は小説になるかもしれません。あるいは経済本、絵本になるかもしれません。

そうだ!最近電子本ばかりでしたので、今度久しぶりに本屋さんに行ってみます。

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