2024/04/10

何がほしい?何がしたい?

夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。

今日は「何がほしい?何がしたい?」についてです。

昨日も書きましたが、夫がミッドライフクライシスになってからというもの、いろいろな本やサイトを読み(漁り)ました。

最初に買った本は、夫がミッドライフクライシスになった妻のセルフケアに関する本です。

ミッドライフクライシスが何なのかも全く知らず、妻としてどう対応したらいいかも分からない中で最初に手に取りました。

無我夢中で読みました。

そして昨日、読み返しました。

昨日、これまでに読んだミッドライフクライシス本4冊について書いたので、急にまた読みたくなったのです。

その本の中に書かれていたのが「あなたは何が欲しい・したいのですか?」という問いかけです。

この本の中で著者は繰り返し、夫を変えることはできない、結婚生活はもう元には戻らないと言ってます。

(何度も書いてますが、一度ミッドライフクライシスになるとその人の人格が変わるので、たとえ離婚しなかったとしても、前の結婚生活には戻れないそうです。)

そして「あなたがすべきことは、自分を大事にすること」と訴えています。

「あなたが欲しいもの・したいことは何ですか」というのは、自分を大事にするために(妻が)自らに問いかける質問の一つです。

私、すぐに答えられませんでした。

もちろん、お金も欲しい、元夫よりいい男性との出会いも欲しい(まあ今はまだいいですが)ですが、質問の趣旨はそういうことではないですよね。

人生の目的、生きがいというようなことだと思います。

で、思ったんです。

私は結婚を失いました。

愛する夫を失いました。

一人になりました。(私には子供はいません。)

でも逆に時間はいっぱいある。

自分の欲しいものが何かを見つけ、それを手に入れたい、と生まれて初めて心から思ったのです。

ちなみに欲しいものを考える時のステップとして、その本には以下のような切り口が挙げられています。

  • 今すぐできること
    • 散歩、エステ、花を買う等
  • 今すぐやめたほうがいいこと(これもしたいことの一つと言えるでしょう。)
    • 惰性でやっているが意味がないこと、好きではないこと等
  • 中期的にしたいこと
    • 旅行、貯金、就職、転職等

でも、欲しいもの・したいことって自分では案外分からないんです(私の場合)。

というか、欲しい・したいと認めることを躊躇している。

だって、恥ずかしいじゃないですか。

それに、欲しいものが手に入らないと傷つくから、最初から欲しいと思わないようにしているというのもあるかもしれません。

でも、だからこそ、今、書いてしまいます。

私が本当にしたいことは「書く」ことです。

子供の頃は小説を書きたいと思っていましたが、今はそうではなくて、このブログのようなノンフィクションものを書きたい、書き続けていきたいと思っています。

もちろん、書くからにはなるべく多くの人に読んでもらいたい。

このブログは夫がミッドライフクライシスになり、つらくて死にそうになって始めたのですが、結局自分のしたかったことに関係していることが、今になって分かりました。

だから、もしあなたにもずっとやりたいと思っていたけど、時間がない、夫が嫌がるなどの理由で押し殺してきたことがあったら、今がチャンスです。

先ずは是非、小さいことから始めてみてください。

P.S.
全然関係ありませんが、ミッドライフクライシス本を読んでいて面白い英語の表現を見つけたので紹介します。

英語で元夫は ex-husband と言います。

ところが、ある女性(ミッドライフクライシス夫と離婚した女性)が元夫のことを:

Wasband

と言ってたんです。was(過去形)の husband で wasband。

ちょっと笑ってしまいました。笑いのおすそ分けです。

(お粗末さまでした🙇)

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。