2024/04/11

離婚の経緯

夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。

今日は「私が離婚した経緯」についてです。

以前も書きましたが、ミッドライフクライシスに関する本、サイトほぼ全てに書かれていることの一つに:

性急な決断をしない

ということがあります。要は、離婚、転職等のような大きな決断は、ミッドライフクライシスが終わって、冷静な気持ちになった時に決めましょう、ということです。

これは、ミッドライフクライシス本人だけでなく、その配偶者にも言えることです。

ミッドライフクライシス夫の妻の中には、かなり強気の方もいらっしゃるようで、ミッドライフクライシスになった旦那はこちらから願い下げという方も少なからずいらっしゃるようです。

でもやはり、離婚のような大きい決断は、冷静な判断ができるときにすべきということは言うまでもありません。

ですから私も長丁場になる覚悟でいました。

彼が(そして私も)もう少し冷静になるまで待とうと思ったのです。

でも結局あっという間に離婚になりました。(勃発から離婚まで半年未満でした。)

なぜか。

一つ目の理由は、元夫が夜中に叫んだり、物を投げたりするようになり、鍵を閉めなくては寝られないような状況になったからです。

怖くて怖くてたまりませんでした。

二つ目は、彼がもう出ていくといって、部屋を探し始めたからです。

一旦別居すると離婚の可能性は上がると言われています。

また別居してしまうと相手がどのような状態にあるかも分からなくなり、ただでさえ不安定な状況がさらに悪化してしまうと思いました。

最後に、彼が「(僕を)愛してくれているのなら解放してくれ」と言ったからです。

私が束縛したことはありません。ただ私の存在そのものが彼を縛っているようでした。

この三つで、私は覚悟を決めました。

当初から思っていたのは、後で後悔しないよう、離婚回避のためにできるだけの努力をする。

でも、自分のテリトリーに被害が及ぶようであればあきらめる、ということでした。

そして実際、自分のテリトリーに被害が及んだので(夜中暴れるので怖くて眠れない等)、あきらめました。

あれ以上の努力はできなかったと思います。(一度警察に相談しました。)

そういう意味では自分を誉めたいと思います。

よく頑張りました。(自分を甘やかすのはセルフケアの一つだそうなのでお許しください。)

でも私のケースが他の方にも当てはまるかは分かりません。

中には出ていく、出ていくと言いながら、結局行動には移さず、奥さんに悩みを相談する男性もいるようです。

あるいは、勝手に出ていって、若い女性のところに身を寄せるような男性もいるようです。

でも旦那さんとの話し合いの余地がまだあり、旦那さんと添い遂げたいなら、話し合いをするべきだと思います。

旦那さんの気持ちを聞いてあげてほしいと思います。

ただ、お金のことは最初からきちんとしておいた方がいいと思います。

元夫はお金には非常にきれいな人でしたが、一時、「結婚期間中の生活費を全て返せ」、「どうせ金のために離婚したくないんだろう(お金ないのに)」と叫んだことがありました。

離婚が決まって落ち着いてきてからは、そういう暴言も吐かなくなりましたが、いろんな事例を知るにつけ、大方の男性はお金に汚くなるようです。

まあ当然と言えば当然で、ミッドライフクライシスになる男性は「自分だけが犠牲になって(働いて)家族を養ってきた」と思う方が多いようです。

そういう風に考える人が、お金を残らず取って、好きなように使いたいという気持ちも分からないではありません。

でも、ググればすぐに分かりますが、あなたが専業主婦だったとしても、結婚以降に作った財産は夫婦二人の共有財産なので、あなたにも50%の権利があります。

旦那さんが何を言ってもそれが法律ですから、毅然と対応されることをお勧めします。

今でも時々、離婚しないで粘った方がよかったのかな、と思うこともありますが、やはりどう考えてもあれ以上は無理だったと思います。

ですから悲しい結果にはなりましたが、悔いはありません。

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