今日も「幸せ」についてです。
もっと言うと愛情を向ける先があるということは幸せではないでしょうか。
私には子供がいません。
それを不幸に思ったこともありました。
でも自分と親との関係を考えたとき、親子でも愛情を注げるとは限らないと思うようになりました。
それより、広く浅く、愛情を向ける先を考えよう。
特定の個人ではなく、特定のテーマに沿った形で愛情を向けよう。
と思うようになりました。
分かりやすく言うとボランティアなどです。
最近始めました。
自分ができる範囲で、自分ができることを、必要としている人に役立ててもらう。
大したことはできません。でも社会の一部(歯車)としてなにがしかのことをする。
行動に移す、ということです。
社会的義務を果たす。
この社会に生まれてきたのだから、自分がこれまで周囲に助けられた分、今度は周囲を助けたい。
情けは人の為ならず、ですね。
華々しい高揚感はありません。でも地に足が付きます。
居場所ができます。
自分の持てるものを出し惜しみせず、差し出す。
そう言えば、確か、内田樹氏が著作の中で言っていました。
恵まれた能力を持つ人がその能力を自分のためだけに使うのは間違っている。
なぜならその能力に恵まれたのは運だから。
私が何かの能力に恵まれているわけではありません。
でも人のために使えるものがあるなら使いたいと思います。
自分の力を使う(出す)ことによって、今度は学ぶ(入れる)余地が生まれます。
出して入れる。入れて出す。
体と一緒ですね(笑)。
お金もそうなんでしょうね。(たくさんは使えませんが。)
循環が大切なんだと思います。
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