2024/03/18

ミッドライフクライシス離婚のダメージは大きい

夫がミッドライフクライシスになり出ていきました。

今日はミッドライフクライシス離婚と普通の離婚の違いについてです。

ミッドライフクライシス離婚はダメージが大きいです。

なぜか。

突然だからです。

直前まで優しいからです。

二人でずっと一緒に生きていくかのように行動するからです。

いさかいが絶えなかった夫婦の離婚とは違います。

会話のなかった夫婦のどちらかが時間をかけて準備する離婚とも違います。

ミッドライフクライシス離婚の方が他の離婚よりつらいと言っているのではありません。

つらさが短期間に集中するのです。

例えば、あなたが夫の定年時に離婚を切り出そうと計画していたら、定年の数年前から時間をかけて、自分のペースで準備することができます。

あるいは、もともといさかいが絶えなかったら、愛情は冷めているので、愛情面で傷つくことを減らせるでしょう。

でもミッドライフクライシス離婚の場合、まだ愛している相手から、あることないこと責められながら、別居、離婚といった状況に対応することを求められます。

まるでジェットコースターに乗っているかのように振り回されます。

心身ともに疲弊します。

問題は、他人から見ると、どの離婚もしょせんは離婚、同じだということです。

そして少し経つと、周囲の人はあなたのことを「バツイチの人」ということでくくってしまうでしょう。

でも時間をかけて自ら準備した離婚と、相手から突然切り出された(しかも切り出される前日まで普通に過ごしていた)離婚は全然違います。

自分でじっくり準備して離婚した人は、離婚と同時に新しい人生に踏み出せるでしょう。

でも、ミッドライフクライシス離婚の場合、離婚時からが苦しみが始まります。

あなたの心にはとりあえず止血だけはした大きく深い傷があり、そこからまだ血がどくどく流れています。

「バツイチなの」と明るく言う気持ちになんかとてもなれません。

ですから言いたいのです。その気持ちを大事にしてください。

決して無理しないでください。

もしご家族や友人の方と一緒にいて「なんか違うな」と思ったら、その違和感をお話しされることをお勧めします。

あるいはそういうことを話せないような雰囲気だったら、少し距離を取ることをお勧めします。

立ち直っていないのに立ち直ったふりをすると、本当の意味でのあなたの立ち直りが邪魔されてしまいます。

立ち直ったかどうかを決めるのは、あなたです。

立ち直りのペースを決めるのも、あなたです。

周りが「もうそろそろ」と言っても、あなたがそう思わなければ、まだです。

第三者(カウンセラーなど)に聞いてもらうことは必要かもしれません。

でも繰り返しますが、最後は自分です。

ご自分の心の声に素直に耳を傾けてください。

そしてその声に素直に従って、ご自分のペースで行動に移していきましょう。

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