夫がミッドライフクライシスに陥り、近々出ていきます。
彼は今、部屋の整理をしていて、本棚から、昔私の買った本が出てきました。
池澤夏樹さんの「光の指で触れよ」です。家族の崩壊と再生を描いています。
そして実は、夫の「一人になりたい」宣言の翌日、図書館であてどもなくさまよった挙句に借りた本もこれでした。
似たような状況に興味を惹かれ(私の場合、再生してませんが)、一気読みしました。
そんな本が彼の部屋から出てきたのでびっくり。
(図書館の本を返し忘れたわけではありません。念のため。)
ずいぶん前に自分で買ったのに、買ったことも読んだことも忘れていたんです。(バカですね。)
でも気付きました。好きなものってそうそう変わらないんですね。
ということは別れても、私は夫をずっと好きなんだろうな~と思いました。
自分の心の声に素直に耳を傾けて生きていきたいと思いました。
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