12月9日の日記
ワクチン接種副反応で、腕が痛い、筋肉痛がひどい、足が攣る、そして熱が39度と最低。ダウンした。あまりのだるさだがなぜか食欲は多少あり、卵おじやを作ろうとキッチンへ。しかしちゃんと立てない。そこで言いました。
「すみません、卵おじや作っていただけませんでしょうか?」
一瞬怖い目で見返されましたが、機敏に立ち上がり近寄ってきて、
「なんだって?」
「卵おじや作りたいんですがふらふらして作れないんです。作ってもらえませんか」
作り方を全く知らないだろうと思ったので、続けて、
「前おかゆ作ったでしょう。あれに卵混ぜるだけです」
「分かった。味付けはこれでいいんだろう?」
と彼がさしたのはコンソメでした。いやいやそういう味もあるだろうが、熱が39度の時はもっとさっぱりしたかつおだしでしょ(怒)!と思いつつ、
「いや、こっちのかつおだしでお願いします。(「後の味付けは自分でやるわ」と心の中でつぶやきました。)」
自室に戻ってうとうとしていたが、一向にお呼びがかからない。1時間近く経ちましたでしょうか。ノックの音が。
「できた。味が薄かったので塩コショウしておいた」
ダイニングで食べました。とってもおいしかったです。というか思い出しました。夫の料理は時間がめちゃかかる。でもなかなかおいしいんです。(レパートリーはめちゃ少ないけど。)今回も丁寧に作ってくれたのだと思いました。私のは手早いけど、雑なところがある。でも家事の99%は私がやりながら働いてもいるのでそこは勘弁してほしいと思っていたのですが、そこが私の傲慢さにつながったのかしら?いろいろあるといろいろ考えます。
夫がミッドライフクライシスになって以来、内田樹さんの本をよく読むようになりました。博学な方ですね。そして非常に広い見識の持ち主だと思います。彼の著書の一つ「困難な結婚」に「『葛藤すること』のうちに最も現実激なソリューションがある」とありました。私が悩んでいるとうちの父親はすぐに「下手の考え休むに似たり」といって考えることを止めようとするのですが、私はどちらかというと下手でも考える、自分で考えて決めることが大切だと思っています。だって人ってみんな違うでしょ。父親にとっての正解が私にとっての正解とは限らない。だから私は考えます。
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