先ず言いたいのが、日本にはミッドライフクライシスに関する情報がほとんどないということ。あってもうつとか更年期障害とかいう視点でしか書かれていないのです。なので私はほぼ全ての情報を欧米のサイトから入手しています。
ミッドライフクライシスとは:
40歳から60歳ぐらいの人に起きるアイデンティティ危機。男女両方に起きる。死に対する恐れにより引き起こされ、身近な人の死、切りのいい誕生日(40歳、50歳、60歳等)、子供の巣立ちなどにより起こることが多い。うつや更年期障害と似ているがそれとは異なり、厳密には(医学的には)病気ではない。主な症状は以下の通りです。
- 達成感に欠け、失敗した思いが強くなる
- 過去の選択等を後悔する
- 生きる目的を失う
- 他人と比較し、自分にないものを気にする
- 過去を振り返る
- 性急な決断(金銭の浪費、浮気等)をする
- 服装、髪型等を変える
- 若者のように行動する
しかも突然起きることが多いようです。「ある日突然あんなにラブリーだった夫が出ていった」というような記事が方々で見られます。そのせいか欧米には配偶者(夫も妻も)のための情報やサポートも十分にあるようです。私も本を二冊買い、セルフケアに努めています。
ところが日本のサイトは違うんです。夫がミッドライフクライシスになった場合だと「家事をさぼってませんか?最近太ったんじゃないんですか?」と妻を責めてくる。それって昭和、いや明治の頃の話ですか?というような記事が多いのです。欧米の場合、(もちろん私が全て読んだわけではありませんが)、ほぼ全ての記事が「配偶者が原因ではない」と言い切っています。もちろん関係ないわけではありませんよ。でも基本、本人がこれまでの人生を振り返って抱く後悔等の思いを一番身近な標的(つまり配偶者)にぶつけることのようです。また、幼少時に家庭に問題があった場合は深刻化しやすいようです。
2カ月間、ものすごい勉強しました。知識って偉大です。だってこういったことを知らなかったら私やばかったです(死にたいと思いました)。だから、同じような境遇の方で、自分を責める、自分が何か間違ったことをしたからこんなことになったのではと考えるのは今すぐやめてください。そんなことする暇があったら、自分をいたわって(セルフケアして)ください。お金かけなくてもできることはありますよ。私はウォーキングして季節の移り変わりを楽しむようにしています。
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さあ2023年12月5日の日記です。(少し遅れています。)
いつものように無言で出勤。彼が出た後に私もウォーキングに出かける。が、今日は曇りなのでいまいち気分が上がらない。でも今日は仕事が忙しい。5時間ほどぶっ続けで集中した。
6時過ぎに彼が帰宅。ミッドライフクライシス勃発以来、いつ彼が外泊するかと気を揉んでいるが、判で押したように6時ごろに帰ってくる。少し安心。
ところが何と明日有給休暇を取ったとのこと。じゃあ私は出社したほうがいいか(普段はリモート)、と思い、急遽予定を変更。かつ明日は会社の行事があるので夕食作り免除願いも出す。作んなくていいでしょとおっしゃる方もいらっしゃると思いますし、私もこんなになる前は、夫にたまにはごはん作ってほしいと言ってたが、今は言えなくなってしまった。ちなみに今月から生活費を出してくれていない。
彼のところに行って、「朝、(朝食食べるので)少しうるさくしますよ」と言ってきた。だってリビングで寝てると、キッチンもダイニングもすぐ横なので、この前そおっと朝食作ってたら「うるさい!」って怒鳴られたんです。これも虐待か。こんな人じゃなかったのにな。セルフケアのところで「(配偶者は)自分を責めちゃいけない」と書いたがやっぱり考えちゃうんだよね、じぶんが何かしたかな。。。って。
私は自室でこれを書き、彼はリビングで夕食をモリモリ食べている。豚肉とキャベツのトマト煮込み、冷奴、大根の煮付け、サーモンバジル焼き、そして玄米。モラハラ夫にこんなごちそうを作ることない!という方。いえ、これは私のために作っているんです。一人だから貧しい食生活というのはいやなんです。予算は少なくても工夫次第で美味しいご飯って作れるんです。なので今年も正月は黒豆炊きます。今日はこの辺で。
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