2023/12/05

等身大の自分を受け入れてくれる人

昨日は、私の弟の「最後は血族(が一番頼りになる)」という発言について書きましたが、ではなぜ、(自分の血族だから)私を大事にしてくれるはずの弟と一緒にいるのがこんなに嫌なのか考えて思い出したことがありました。

昔一緒にお仕事した女性の同僚が自分の結婚相手のことをこう言ったんです。「自分のことをそのまま受け入れてくれる」と。

そうなんです。家族だろうが血族だろうが他人だろうが、こちらを Judge せずにそのまま受け入れてくれる人ことこそ一番大切にすべき人であり、一緒にいたい人なのではないか。私はそう思います。

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さて2023年12月4日(昨日)の出来事です。(そうなんです。このブログの目的は私の夫のミッドライフクライシスについて日々つづることなんです。。。)

朝はいつもの通り顔を合わせず出勤。彼が出た後、私は身づくろいをし、ウォーキングに出かけました。帰って朝食、そしてリモートで仕事開始。夫のミッドライフクライシスが始まったばかりの頃は泣くし、体調を崩すし、散々だったが(今でもこちらに当たってくるときはかなりきつい。)、最近は少しだけ持ち直し、仕事に打ち込む。(そうしないと私が立ち行かなくなる。)

以前は夕食も別々だったが、最近は食事は作ってほしいということ。それが関係修復のためのなのか、単に弁当に飽きてしまっただけなのかは分からない。今日のメニューは、鶏むねカレー風味照り焼き、冷奴(しめじと小松菜の塩昆布和えのせ)、もやしと油揚げの煮付け、サバの干物、そして玄米と栄養たっぷり。

6時前に彼が無言で帰宅。自室で様子をうかがっていたが調子悪そう。〇と△の間ぐらいか。(最近採点するようにした。)おかえりなさいと言っても無視。でも私が自室で食べていたら「これからはリビングで食べてほしい」と言ってきた。そうなんです。私ここのところずっと自室(元寝室)に押し込められていて、食事もそこで取っていたのです。(面白おかしく書いているが冷静に考えると精神的虐待である。夫の弟でさえもそう言ってた。)

彼は片づけられない人なので、彼の部屋は足の踏み場もなく、かつ、今リビングをわが物顔で使っている(寝ている)ので、私は必然的に残りの一室に押し込められている。(ほんとモラハラ・精神的虐待だが、今その辺についてはあまり深堀せず話を進めたい。なぜならそれを私が我慢しているには理由があるから。)

で、結局私はリビングで、彼は汚部屋で夕食。(そうなんです。彼は私を避けている。)そして食後自室に戻った私に今度は「食後1時間ぐらいはリビングを使ってほしい」とのこと。その後は彼がリビングで筋トレするのです。妻を避ける(責める)・無視する、筋トレするはミッドライフクライシスの典型的な症状。まあでも今日は目を見て会話できたのでよしとするか。

夫や妻がミッドライフクライシスの時に、その配偶者が一番しなければならないのはセルフケア。なぜなら、ミッドライフクライシスはそれを経験している本人(うちの場合は夫)にしか解決できず、パートナーは何もできず、かつ、精神的に非常に傷つくから。君との結婚は間違いだった、今まで全く好きではなかった、もう嫌いだ、一緒にいるとうんざりするなどと大声で言われたら、しかも、昨日まで普通にハグしていた人に言われたら、ショックで倒れます。(私も倒れました。)

ということでセルフケアです。私は今後どちらに転んでもいいように、仕事をもう少し頑張り、かつある資格を取ることにした。3年計画です。

こう書いていると、読んでくださっているあなたは「なんだ、(私は)それほどつらくないのね」と思われるかもしれない。いや、それは間違い。ミッドライフクライシス勃発からほぼ2カ月間、私は泣き続け、涙はとうに枯れました。人間って本当に絶望したときって泣くんじゃなくて嗚咽するんです。人生2回目の嗚咽です。そしてこうして書くことによって救われています。

ちなみに旦那や彼がミッドライフクライシスになった人は森瑤子読むといいかも。それと小池真理子の「沈黙の人」も。森瑤子は壮絶な孤独(本人と夫の)を書いているし、小池真理子は家族(親子)の孤独を書いている。孤独なのは自分だけじゃないのね、という意味で救われます。壮絶なことが起きると本の読み方も変わるんですね。

と今日はこの辺で。また明日。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。