2023/12/04

「最後は血族」は正しいか?

夫がミッドライフクライシスになりました。(ミッドライフクライシスについてはおいおい書いていきます。)突然でした。それ以来、日記をつけてきましたが、日記はあくまで自分だけのためのもの。でもそれでは息が詰まってくるようになりました。

カウンセリングを受けようといろいろ探しましたが、建設的な対話ができるようなカウンセラーを見つけることができませんでした。(カウンセリングについてもおいおい書きたいと思います。)

家族(両親と兄弟)にも話を聞いてもらいましたが、もともと距離をおきたい関係だったので、効果はありませんでした。(これについてもまた書きたいと思います。)話を物理的には聞いてくれますので話しますが、それは自分の排せつ物を単に目の前の相手にぶつけるのと同じで、癒しの効果はなく、逆に別の悩み(自分が投げつけた排せつ物の処理)が増えていきました。でも、そうでもしないと死んでしまいたいぐらい追い詰められていました。話せる家族がいるだけでましだ、という意見があることも分かっています。

ここに書かれていることは私の身元を分からなくするための変更箇所を除き、ほぼ事実です。整理して書く余裕はないので、前日に起きたこと、感じたことを日記形式でつづります。

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2023年12月3日日曜日、いつも通り5時ごろ起床。夫はまだ寝ている。ウォーキングに出かけて帰ってきてもまだ寝ている。(私を)避けているのは明らか。

朝食を取り自室でブログ(別のブログ)を書き、昼前に実家に向かう。夫がミッドライフクライシスになってから両親には本当に迷惑をかけている。が、本当のところ、今回のことを一番話したくなかったのも両親だ。親としては感謝もしているし愛情(というより単なる愛着、アタッチメントか)はあるが、人としては好きではない。そしてそれにもかかわらず頼っている自分はもっと嫌だ。でもそうでもしないとやばい状態(死にたいと思う)になるので今は考えないようにしている。

実家で父とランチを取り、弟に電話。で、弟も嫌いだ。若いころの父に似てきた。コントロール狂。コンプレックスを金で解決しようする男である。でも何よりも、父、母、弟の全員を嫌う理由は、一緒にいると疲れるからだ。

以前は、(私が)結婚しないことで、いざ結婚したら今度は子供を産まないことで、(口には出さないが)私の夫が「純粋な日本人ではないこと」で、収入が低いことで、実家に行くたび働かされることで(男が飲み食いしている間、女は家事をしなければならない)で、アジア人への差別発言を私が非難すると「外では言わないよ」とまるでどこかの国会議員みたいなことを言うことで(他にも多々ある)、私は実家に行くたびに疲弊した。(ちなみに母には「子供のいない人には母性がない」とまで言われた。私に子供はいない。)

そして昨日の弟の「血族」発言だ。最後に信頼できるのは家族ではなく「血族」らしい。(義理の妹(弟の妻)の意見を聞きたい。)海外に長く住んでいる弟曰く、「日本人は家族(血族)の大切さを忘れてしまった」とのこと。まるでどこかの議員、いや、日本会議のメンバーのような発言に驚いたが、自分の悩みを聞いてもらっている関係上、議論する気力もなく流すことにした。いやいや、家族でも血族でも嫌いな奴は嫌いだよ。価値観の合わない家族や血族より、価値観の合う他人の方が全然いいよ(要は「遠くの親類より近くの他人」)!と言いたかった(元気だったら)。でも一方で思う。もしかしたら私のそういう気質が夫を追い詰めたのだろうか。また頭ぐるぐる(自分を責めること)が始まる。

「弟とはもうあまり付き合いたくない」と父にとこぼすと、喧嘩してもいいから付き合いなさい、とのこと。でも私は心を死なせたくないだけ。でもこれを父や弟は「わがまま」と言うのだろうな。昔から「金払ってもらってるなら文句言うな」という人たちだった。結局、金がものをいう、いや、金だけがものをいうのが私の家族だ。(ちなみに夫も私も彼らにお金の迷惑をかけたことは一度もない。)

このブログ(生きるための作文)を書く目的は、必ずしも夫との関係修復ではない。もちろん修復してまたオープンに向き合える関係になれたらベスト。ただ、そうならない可能性も高い。すると私はまた一人になる。そう。私は物心ついたころから一人だった。4歳で自殺を考え、23歳でまた考え、今まただ。でも本当は死にたくない。孤独が怖いのだ。誰かに分かってほしいと思っているのだ。(何をかは分からない。)でも夫の関係が修復しなければ私はまた一人になるだろう。そしたら、寂しがり屋の私は元の家族(親と弟)と会う回数が増え、そしてまた会うごとに自分を殺し、病んでいくだろう。だから、寂しいだけの理由で人に会うことをやめないといけないということに遅まきながら気が付いた。(今さらだぜ!)

だからこのブログ(日記)を書こうと決めた。そして願わくば、夫との関係がどちらに転んでも私は精神的にもっと自立しようと。友達は今でもいるし、これからも作る。でも嫌いな人、一緒にいて疲れる人とはもう付き合いたくない。

と、ここまで強気に言い切って疲れてしまいました。今日はこの辺で終わります。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。