今日はちょっと暗い話です。夫がミッドライフクライシスになって初めて経験した(感じた)のが「暴力の怖さ」です。彼の名誉のために言っておきますが、彼は暴力を振るいませんし、振るったこともありません。でも体中から怒りを発散しながら、大声をあげたり、物に当たったりするのを見ていると、自分にいつその矛先が向かってくるかと怖くなります。いつ部屋のドアをノックされるかとびくびくします。父に体罰を受けたことはありますが、それとは全く別の怖さです。
一回だけ非常に荒れて、大声を出し、(私とは別の方向に)クッションを投げたことがありました。あまりの怖さに私は部屋に入り、鍵を閉めました。怖くて鍵を閉めるのは生まれて初めてのことでした。それから部屋の鍵を閉めることが多くなったのですが、ある日、なぜ鍵を閉めるのかと聞かれたので「あなたが怖いから」と答えました。その時、彼が一瞬素に戻り(最近いつも顔が怖く、以前とは別人のよう)、「君に手を上げることは絶対にない」と言いました。今でもその言葉を信じています。
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