2023/12/11

夏目漱石が好きじゃないからミッドライフクライシス?

今月から彼が生活費を入れてくれなくなりました。それはそれでいいのですが(いや、よくはありませんが)、最低でもその旨言ってほしいと思いました。でもそれが男のプライドなのでしょうか。男女問わず友達いますが、どうもその辺りが今でも分かりません。

それと関連しているのかは分かりませんが、昨日初めてよしもとばななさんの本を読みました。「キッチン」です。私の読書歴は古いのですが、ほとんど海外ものなので、日本の小説(文学作品?)にはあまり共感できない、というか好きじゃありませんでした。だってストーリーがない(ように思える)から。って、申し訳ございません。私の理解度が低いだけなんです。でも子供の頃から現実逃避する必要があった私にとって有用だったのは、日本の小説ではありませんでした。今でも夏目漱石大先生のどこがよいか正直分からない。(再び、漱石ファンの方々、ごめんなさい。私の理解度が低いだけです。)読書を現実逃避の手段と考えていることが間違いなのかもしれません。

でも先日ミッドライフクライシスに関連して、河合隼雄先生の本を読んでいたら、ミッドライフクライシスを考察するための一冊として「門」が取り上げられていました。そうだったのね。夏目先生の小説を理解できないから夫がミッドライフクライシスになってしまったのかしら、と思いました。だからと言って夏目先生を読むわけでもなく、よしもとばななさんの「キッチン」です。

そして一気に読了しました。短いから当たり前と言えば当たり前ですが、「満月-キッチン2」の、みかげが雄一のところにかつ丼を持っていき、「やることはやった、という気がした」というところが心に染みました。今、正に私がやっていることです。どうなるにしても、後悔のないようにしたい、今はとにかく力のある限り、なりふり構わず、夫のミッドライフクライシスに向き合っています。

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いつもなら、ここで2023年12月11日の日記なのですが、日記は当分書くのやめました。というか書いているのですが、ブログに載せるのをやめました。万が一ですが、夫が見たら、自分のことだと分かってしまうと思いました。

というわけで、これからは日々の出来事を作文の中にちりばめて書こうと思います。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。