2025/03/26

個の私、ニュートラルな私、自由な私

前回、記事を書いてから2カ月以上が経過しました。

書く頻度が落ちています。書かなければならないという衝動、書いて整理したい怒り、悲しみが以前より減っているのだと思います。

元夫とはいまだに、月一ペースで食事しています。

去年の暮れから年初にかけては、会うたびにいろいろと質問していたのですが(元夫から見ると批判?でしょうか。)、今回会ったときは、もう、離婚に関係する話は一切しませんでした。

モヤモヤ感の整理が進んできているのだと改めて思いました。

それと、嫌な感じに聞こえるかもしれませんが、元夫の人生がうまくいっていないのも、私の怒りを減らしている要因の一つかもしれません。(うまくいってないから、私を誘ってくるのだとは思いますが。)

離婚前、元夫は、私を取り除けば(離婚すれば)幸せになれると思っていたようで、離婚直後ははつらつとしていました。(見ている私はつらかったです。)

でも、そううまくはいかなかったようです。

ミッドライフクライシス勃発時・離婚時にお付き合いしたいと思っていた同僚女性とは、結局敵対するようになり、以来、他の同僚女性たちともうまくいっていないようです。

離婚後気付いたのですが、どうも元夫は、私が思っていた以上に男尊女卑のようです。

私といるときには隠していたのか。それとも離婚して本当の彼が表面化してきたのでしょうか。分かりません。

それと、人頼みであることにも気づきました。

定年後に移住したら、町の有力者と仲良くなって、仕事を回してもらいたいんだというようなことを話していました。

そういった彼の心情を、今はほぼ、心の動揺なしに聞くことができるようになりました。

寂しさはあります。でもそれは元夫に対する寂しさというより、一人暮らしの人なら誰もが感じる寂しさだと思っています。

ただ、今はまだ、誰かと暮らしたいという気にはなれません。(トラウマが大きすぎて、一生なれないかもしれません。)

離婚して1年強、経ちました。まだ安心はできませんが、思ったよりも早く、喪のプロセスが進んでいる気がします。

私と彼の間の距離感が広がり、よりニュートラルな気持ちで過ごせるようになりました。

もちろん、そう思うのは私だけで、元夫は私に対してまだいろいろあり、ふっと消えてしまう可能性もあるでしょう。そうなれば、寂しいし、悲しいでしょう。泣くと思います。

また、自分から離婚を言い出した元夫が私にいまだ連絡をしてくるのは、私をバックアップとして取っておきたいのだろうなという思いもあります。

ただ、そういうこともだんだんと気にならなくなってきました。

元夫が何を思い、何をするかを私がどうこうすることはできませんし、どうこうしたいという気持ちもほぼありません。どうにもできないからです。

今、私は、日々の暮らしをいかに居心地よくするかにエネルギーを注いでいます。

部屋を整理しています。断捨離だけではなく、特別なグッズなどは買わずに収納を工夫しています。

掃除を毎日欠かさず行い、ほぼ週一で雑巾がけもするようになりました。

自分のために近所のスーパーで食材を買い、自分のためにおいしい食事を作り、一人でいただきます。

心身ともに健康でいるために、自分のケア(セルフケア)を怠らない。(オイルマッサージを始めました。)

ミッドライフクライシスや離婚についての情報検索もずいぶん減りました。(この記事を書くにあたり、久々に検索しました。)

「妻であったモリムラレイコ」がほぼ消え、「個のモリムラレイコ」に変わってきています。

元夫とどうなるかは、相も変わらずですが、分かりません。

縁があればつながり続けるでしょうし、なければ離れていくのでしょう。

いずれにせよ、私が決めること、決められることではないと思っています。

もっと言うと、二人の関係性(もう関係はないかもしれませんが)に対してエネルギーを使うことが意味のないことに思えてきました。(どうにもできないからです。)

さらに言うと、もうどうなるにせよ、それに伴う痛みや悲しみも全て受け入れようという覚悟のようなものができつつあるような気がしています。(とても怖いですが。)

よく「自由と孤独は裏表の関係」ということを聞きますが、本当ですね。

私は今、孤独です。ただ、以前と比べて、寂しいと感じることは減りました。

そして、自由です。本当に自由です。

今はもっともっと友達を増やしたい。人とつながりたい。

もっともっと楽しいことをしたい。

もっともっときれいになりたいと思っています。

このブログを立ち上げて約1年半たちました。

よく頑張っていると思いました。

自分で自分を誉めたいと思いました。

今日はワインを飲みます。

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大人の恋 楽しい恋

最近思い出したことがあります。 大学2年生のときに1か月間、ヨーロッパをバックパックで旅行したときのことです。 ユーレイスパスを使って一人で旅したせいか、あちこちですぐに知り合いができました。 その中の二人が、確かドイツ人女性と日本人男性のカップルでした。