ミッドライフクライシスは日本では「中年クライシス」とか「中年危機」とか言われているようですが、鬱や更年期障害と一緒くたになっていてほとんど役に立たないんです。(ミッドライフクライシス手の典型的な症状についてはこちらをどうぞ。)
書いてあるのは「中年クライシスの定義」、「なぜ起きるのか」、でもって「カウンセリング受けましょう」ぐらいのこと。夫がミッドライフクライシスになって困ってる妻子の助けになるような情報はほとんどない。中には、妻が不出来だからというような前近代的なことなサイトも。
でも海外のサイトは違います。私の読んだサイトの99%は(いや100%かな)、妻に責任はないと明言しています。ミッドライフクライシスとは、本人が自分の過去を振り返り、よりよい人生を目指す過程であり、配偶者はどうすることもできないと書いてあります。
さらに「配偶者はセルフケアに努めるべし」と、取るべき行動を極めて具体的に例示してくれています。最初、そういった本を読んだとき、あまりの感動に著者の方に連絡取ろうとしたぐらいです。それぐらい役に立った(役に立っている)のです。
というわけで内田樹氏が自分の気持ちを代弁してくれる人がいないので自分で書く、というくだり、すごく分かります。私もそうです。自分の書いたもの、読み直しています。(レベル違いますが。)
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